久しぶりの就労移行

昨日より再び就労移行の利用を始めました。これから就職目指して先ずは自己理解を進めて行きたいと思います。

昨日した事

コミュニケーション講座

こちらの講座では心理士の先生からコミュニケーションのアドバイスやテクニックについて学ぶものとなっております。昨日の内容は話を聞く事の重要性について勉強しました。ざっくり解説すると相手の話を聞いたときの返しで自分の言いたい事を言ったり、聞きたい事を質問するといった返しはあまり良くないという事です。

例えば
A「ねぇ聞いて、昨日仕事で嫌な事があったんだよね」
B「どんな仕事をしてるの?」
C「ふ~んそうなんだ」

このやり取りでBの発言は自分が聞きたい事を尋ねてしまっている。Cは自分が言いたい事をこらえてAさんが言った事を受け止めている。一見Bさんの発言に問題はないと思うのですが、Aさんは最初に「ねぇ聞いて」と行っているのでこちらが聞くまでもなく詳細を言ってくれるわけです。なので、Cさんの様な受け止める答え方の方がベターという事になります。

別の例も挙げます。
A「今週末に好きなアイドルのライブに行くんだ」
B「ライブといえば叫んでもOKになったみたいだよ」
C「ライブいいね」

このやり取りではBさんはAさんに聞かれてもない事を言って知識をひけらかしてるみたいになっています。この場合Aさんはライブを楽しみにしています。なのでCさんの様な返しが望ましいですね。

そして相槌のタイミングについても教えてもらいました。
相槌は早すぎると話に関心がなく忙しい印象を与えてしまいます。またおそすぎると理解しているのか変な事を言ってしまったのか話す側を不安にさせてしまう事にもなりますので相槌のタイミングでも意味が変わってくる事に注意しなければならないという事を学びました。

そしてこれらを踏まえた上で実践で他の利用者さんと聞く側と話す側に役割を決めて雑談をしました。

会話のテクニックとしてもうひとつ話の広げ方についても教えてもらいました。話の広げ方はタテとヨコへの広げ方があり、タテは話を具体的に掘り下げていく感じでヨコは関係する内容に広げていくという感じです。

具体例はこちらになります。
A1「今度テストだね」
B1「この前のテストは難しかったよね」タテ
A2「そうそう、特に国語が」タテ
B2「あと数学も難しかったな」ヨコ
A3「数学も難しかったよね、英語はなんとか頑張ったんだけど」ヨコ

こんな感じになります。
A1でテストの話題になって、B1で前回のテストというふうに話がタテに広がります。そしてA2でさらに前回の国語のテストに広がりました。
B2で国語から数学にヨコに広がって、A3 で英語にヨコに広げてます。
講座の記憶を元に書いてるので正確ではありませんがこんな内容となっております。

会話の広げ方というのは話題に関連したもので広げていくものです。もしもB1で突然「そういえば英語の先生この前引っ越ししたみたいだよ」なんて言い出したら話が飛んでるって誰でもわかりますよね。話を広げるというのはこういう事ではありません。このときに自分が言いたい事や話題にしたい事を考えなしに言ってると相手も疲れますので注意しないといけないですね。

今回の講座で学んだ「聞き」のテクニック。意識して使っていきたいですね。ただ聞く側に徹しすぎると疲れてくるのでときにはこちらの言いたい事を言うのも大事になってきますね。

卒業生意見交流会

こちらでは就労移行を卒業されて障害者枠で就職された方の話を聞くものとなっております。今回は職場における「人間関係」「環境」「配慮」の話になりました。

人間関係ではコミュニケーションがしっかり取れているか、上司と相談できるかが重要となっております。障害者枠では障害特性について会社に話しておく必要がありますので事前に話をしているのですが、仕事中に困った事についても相談できる方が望ましいわけです。

環境では、休日がどれくらいあるか、休憩はどういうふうに取れるか、休みは取れるのか等についてです。発達障害の方は仕事中に疲れやすいといった事がありますので中には適度に休憩を挟む人もいます。もちろんサボらない程度で。休みたくても休めなかったりする会社もありますのでそういった状況にどうやって対処していくのかが重要になってきます。

配慮では、職場に配慮事項を伝えられるかどうかについて話をしました。例えば眩しいのが苦手な人は日が当たらない席にしてもらうとか、雑音が気になるという人は静かな席にしてもらったり、重要な話をするときは静かな部屋に移動したり等。聞き取るのが苦手な方に筆談や書面での説明等いろんな配慮があります。会社によってはできない事もあるので注意。

講座では卒業されて障害者雇用で働いてる方が職場で上記の3点について実際にどうしているのかを聞く内容でした。

まとめ

一般雇用を2回経た結果障害者雇用でしか自分は通じないとわかったので、障害者雇用で働くためにもここで自己理解を深めて次の仕事につなげていきたいと思います。前回は意気消沈した状態でスタートしてたのでコンディションを戻すのに時間をかけましたが今回は経済的に猶予が無いので短期間で決めるためにも日々勉強していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?