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鈍色(オリジナル曲)

中学生の時作った歌

珍しくベースライン・イントロが先に思いついて作った。
こんな感じのポップスがテレビで流れたのかな?なんの曲に影響されたかは分からない。

「鈍色」って言葉があるかも定かでは無いけど何となく入れたかった言葉のよう。

「にびいろ交差点つまずきそうになる 惚れてんだこの空がこぼれ落ちそうで」
「結局どこに行ったって変わりはしない」だけは不変。あとは3バージョンくらい練り直されていました。

前のバージョンは、Bメロに鹿の声が聞こえてきたり、
人間世界の交差点のはずなのにやっぱり地球ではなかった。

フィルムカメラで、交差点の写真をたくさん撮ってるので、無意識下で好きなのかも、交差点。

昼っぽいイメージで、人間がリズムに合わせて横断歩道渡ってる感じの光景だけど、
何かの用事ついでにポストに届けて任務終了したり、夕方の帰り道、小学生の通学路も社会人の帰路も、他人の家のカーテンが目に入ったりする
夕方の感覚もある。

「結局どこに行ったって…」は当時言葉のノリだけで意味は無かったけど
外国に降り立った時にほんとうにそう思った。生まれ変わったりしない限り、ただの地球。
眠って数十時間飛行機に乗っていればたどりつくground 陸地。
遠い異国、未知の世界に思えても on the 地球。
地面があって、空気があって、重力があって、人間が色んなことに苦しみながら生活を営んでる。

空色スニーカー、当時ハイカラのぺたぺたスニーカーを雑貨屋で買ってもらった。
空色じゃなくて紫ベースに水色の水玉。そのイメージ。
※空色の靴や、空色の自転車は持ってた
「新しい靴」YUIの「OH YEAH」にも出てくるし、ラッキーオールドサンの「恋の予感」にも出てくるけど、新しい気持ちを表す言葉なのかなと思う。地面を歩くことだから。

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Lyrics 鈍色

にびいろ交差点 つまずきそうになる
惚れてんだこの空が こぼれ落ちそうで
ひみつの贈り物 ポストに届けて
慌ただしい日常も シンプルに終わります

流れるこの街を超えて
当たりの予感がしてる 届かないけど

結局どこに行ったって 変わりはしない
空っぽの記憶も 空に混ぜて
波が押して引くのを眺めるだけ
青になるその信号を 待つ

空色スニーカー 履き心地をなぞり
甘いものを添えて チャンネル変えり道
泣き虫のコガネムシ 色だけ見せてよ
忘れた頃には 別の悩みが来る

青色カーテンが揺れる
螺旋のシルエット歪む 忘れないけど

結局どこに行ったって 変わりはしない
やりなおす気力もとうに消えて
道が続く限り 歩く運命
青になるその信号を待つ

空色スニーカー おろしたての香り
マイナスのスタート 塗り替えられそう

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