見出し画像

投資は会社員が堂々とできる副業です


若い人なら、いきなり新興国に行って、そこで仕事を見つけて結婚して、いっぱい子どもを持つこともできるでしょう。よくテレビ 局の楽屋でADさんたちに、「お金持ちになりたかったら、新興国で彼女を見つけて、がんがん働いて、いっぱい子どもを作るのはどう?」っておすすめしています。

その国が経済成長した時に、給料も右肩上がりで増えるし、土地なんか持てたら自分の資産も増える し、歳をとったらその国の福祉のお世話になりつつ、たくさんいる子どものうちの誰かがめんどうをみてくれるでしょう。

でも、わたしは、こんな歳だし、名古屋弁と標準語しかしゃべれないし、日本に家族もいるので、いくら成長する国があるとわかっていても、海外に働きに行けません。わたしと同じ人が多いんじゃないでしょうか?

そこでですよ、私の代わりにお金に働きに行ってもらうんです。 お金ちゃんたちは、いい仕事しますよ。留学なんかしなくても、 AppleとかMicrosoftとかAmazon、Facebookといった一流企業で CEOに喜ばれながら、文句も言わずに働いています。

貯金も日本円、会社も日本、家も日本にあって、親も兄弟も日本にいる。そんなオールジャパンな人でも、お金は海外に出稼ぎに行かせることができます。あなたの体は1つしかないので、給料が頭打ちでも、寝ないで働くわけにはいかず、自分で働くには時間の限界があります。もしかしたら、会社で副業が禁止されているかもしれません。

国や会社はむしろ、自分で投資をして将来のための資産形成をすすめています。それは、大手企業であっても「終身雇用は難しい」と言われはじめ、国も少子高齢化で年金や医療制度を支えきれないから、自助努力をしてくださいねということです。

そのメッセージは、NISAやiDeCoなど税金を安くする制度が増えたことからもわかります。投資は堂々とできる会社員の副業なのです。会社で働ける体は1つですが、日本株に投資をすればお金は上場企業で働けます。海外の有名企業で働くこともできます。

なまけものさんが世界全部買いをして、つみたて投資をすることは、円安やインフレになった時でも、資産が目減りをしないように備えるための、リスクヘッジだったんですね。投資をすることで、お金の価値を減らさず、自分や家族の将来を守ることができるのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?