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私と香りの出会い

 私が初めて、香水の香りに出会ったのは、小学3年生のころ。
母が、「父が、職場の人からもらった香水」と、私にシャネルの瓶を見せてくれた。
小さな瓶が2つ。
シャネルNo.5とNo.19の香水だった。
オレンジ色の液体からは、アジアの密林に咲く花のような、強い存在を思わせるNo.5の香り。
薄い黄緑色の液体で、その色のイメージにあった甘いけど爽やかなNo.19の香り。
この2つの個性的な香りを嗅いだことから、私の香りの関心は、始まったのだ。

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