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ボカコレ、心が折れるかも?わかるわかる

もうすぐやってくる「ボカコレ2023夏」。

今回は、ごくごく個人的な過去のお話を。こういうボカロPもいるんだって話なので、参考にしなくてもよいし「なんだこいつ、きめぇ」と思ってもらっても構わn、いやそれはやめて。


2021年春「シチューがおかずになるなんて」

こちらは2021年春のボカコレですね。

それまでも曲を公開してましたけど、ここまでたくさんの人に聴いてもらえて、さらに光栄なコメントをたくさん頂いたことは初めてでした。

ひとりでぽちぽち音楽を作って曲をネットに公開したらいろんな人が聴いてくれる、これだけですごいことです。

さて、この後ぼくは心が折れます(唐突)

ランキングに疑問符が少し付く

当時の自分の中では会心の作品でしたけど、これでも思ったより伸びなかったほうです。まぁ、過信というか、甘くみてたんですね。

そこでその当時のぼくは「音楽にランク付けするってそもそもどうなん」っていうやさぐれっぷりを発揮。

でもそれはまだ、なんとなくの話。「そりゃランキング上位になったら嬉しいやん」の考えのほうが強い。

2021年秋「ぼくの計算によりますと」

こちらは2021年秋。

今振り返りながらこの曲を聴くと、やさぐれてるなって思います。もうやりたい放題というか。

もちろん、創作なんてものはやりたい放題でいい部分もあると思うんですけど、たぶんこの時は「ふざけてやろう」って思いが少しあったように思います。強い言葉でいうと「空気を壊してやろう」みたいな。

なんでこうなったのか…まぁそれは前回の2021年ボカコレ春で感じた少しの疑問符の影響でしょう。

ランキングは気にしないでおこうスタンス失敗

この時は確か、ランキングは気にせずとりあえず全力の曲を投稿しよう、みたいな感じやったように思います。

とはいえ、心からランキングから離れることなんて無理。数字やからな、見えるし。だからここで学んだのは「しっかり現実と向き合おう」でした。「出るからにはランキングを無視することはできねーな」

2022年春「おでん、でんでんでけでけ」

そして2022年春のボカコレ。

ちょっとボカロ以外にやりたいことがありまして、ボカロ曲作成から離れていた時期もあり、久しぶりの投稿となりました。

正直、今思い返しても「うーん」って感じです。曲の出来は置いといて、自分の中のスタンス的に。

もう混乱状態ですね。「伸ばしたい、でもランキングは気にしちゃいけない、いい曲を作りたい、でも媚びるようなことをしたら自己表現ができない、あぁぁぁぁ」

どっちつかずの状態です。そんな感じで曲を作ったら、案の定伸びませんでした。もちろんその状態のせいだけじゃないんですけどね。

ランキングにさよならを告げる

ここで完全に心が折れたので、ランキング形式のお祭りには参加しないでおこうって思いました。

これは自己防衛みたいなもんです。ぼくはメンタルぼちくそ弱々なので、音楽活動を続けるためにもボカコレから離れようと決めたのでした ・△・)ノ

ここからボカコレを避ける音楽活動開始

2022年春を最後に、ボカコレを回避してます。

でも気にはなってました。それはなんでかというと「なんだかんだ出たいから」です。でも、心が折れるのが怖いので参加しませんでした。「出して埋もれて傷付くだけならいっそのこと」ってやつです。

ビートメイクに救われた

幸いもうひとつの音楽活動であるビートメイクに没頭できたので、結果音楽人生的には良かったです。新しい知識とか技術のおかげで、ボカロ曲の作り方も変わりましたし。

【告知】ボカコレ2023夏出ます!応援よろしくお願いします( ˙³˙ )ノ"

「はい!出ます出ます!前言撤回!大好き!!」

と、素直になれたぼくなのでした。というのもですね、やっと自分のことがわかってきまして…。

今回出ようって思ったのは、

  • やりたい音楽が表現できるようになった → マジやけど、ちょっとふざけたい。ギャップがモテるって聞いたことあるし

  • ランキングを気にしなくなった → とはいえ向き合えるし立ち向かう。そして伸びたらきゃきゃー言うし伸びなかったらちくしょーと言う

  • ボカロP歴も長くなってやっとこさ慣れてきた → 「お邪魔してます…」感がなくなってきた

  • Twitterでかっこつけなくなった → キャラ設定めんどくさい

  • ランキングってエンタメとしてはおもしろい → スポーツと一緒。ランキングを眺めるのって外野からはおもしろい。人を楽しませる一員になれるって考えると胸あつ

  • 埋もれても、音楽をやめない自信がついた

などなどいろいろありますが「埋もれても、音楽をやめない自信がついた」これが一番でかい。

そう、結局のところ「心が折れる」とかそういうのの根源って「音楽をやめるのが怖かった」から。

そりゃね、昔からずっとやってきた趣味を超える存在、もう拠り所みたいなもんなんですよ音楽って。だから作らなくなるってことは、もう過去のぼくが「ちーん」です。

でも、もうたぶん音楽やめない自信がつきました。それは、めちゃくちゃ忙しい時でも病んでる時でもなんだかんだ音楽作って、作ってる最中はすごく楽しかったってのを経験したから。自信がついたし、それに気付けた。

ボカコレ2023年夏は8/4(金)〜8/7(月)開催

お恥ずかしい話をさらしましたことをお詫びー。ボカロPって、人によってはもっとスマートでシュッとしててキャーみたいなのを想像してるかもしれないけど、こういう人間もいるんだよという紹介でした。

クリエイターとして携わる人たち!がんばろー!
リスナーさん!だいすき!

ボカコレ運営に携わる方たち!
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お世話になっております、ボカロPのondo(おんど)と申します。
突然のご連絡失礼いたします。

このたび、貴社イベントである「The VOCALOID Collection 2023 Summer」にて「Chips girl's」という曲を公開することになりました。
これもひとえに運営の方々のおかげでございます。いつも最高のエンターテイメントの場を提供してくださり、誠にありがとうございます。

つきましては、イベント期間中にピックアップして頂けますと幸いです。
お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い致します。

ボカロP:ondo(https://twitter.com/ondomusic2840
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TOP100ランキングに出るので応援よろしくお願いします( ˘ ³˘)


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