見出し画像

くその足しにもならないblender講座07(photoshopレイヤー保存)

自分はmacを使っているくせに、windowsを使っている女性が知的で艶っぽく見えている伊藤です。おそらく 隣の庭は 言うあれです。


さて、本日はblender cyclesでレンダリングした際のphotoshoレイヤー保存の方法を記載します(2種類)

まず前提として、私が静止画を製作する際には、photoshopでレタッチと言う工程を踏みますが、その際には、IDマスク、影、光沢、反射などのレイヤーを重ねて作業しています。

ただ、blenderのcyclesでそのままレンダリングをしただけだと、一枚ずつ地道に保存していく必要があり、正直とても面倒なので、ファイル出力と言うノードを使用することで非常に楽になります。

【1.基本版】

①compositingを開きレンダレイヤーとファイル出力(追加)のノードを繋いでいきます。その際、右のアイテム内プロパティで保存先を指定。ファイルフォーマットをpngやjpg等を選択し、「入力に追加」で項目を増やしていきます。ここで設定した項目が自動保存されます。(レンダリング毎に上書きされる点は注意)

スクリーンショット 2020-04-23 18.30.04

スクリーンショット 2020-04-23 18.34.46

②レンダリングをすると、指定ファイルに複数枚のイメージが保存されますので、photoshopでレイヤーを重ねていくと完了です。

画像2

【2.応用版】

①compositingを開きレンダーレイヤーとファイル出力(追加)のノードを繋いでいくまでは同じですが、パス内のファイルフォーマットをopenExrマルチレイヤーに設定します。

スクリーンショット 2020-04-23 18.39.45

②レンダリングをすると、指定フォルダに1枚のExrファイルが保存されます。

Exr-IOと言うphotoshop用の無償プラグインをダウンロードして、photoshopでEXR 形式で開くと予めレイヤーが全て入った状態で開くことができ、名称も記載されるのでとても便利です。↓

画像4


以下のExr-IOの動画が非常にわかりやすく説明されていますので確認してみてください。↓

reference : https://youtu.be/43TRMeQZlzA

少し複雑に見えるかもしれませんが、一度設定してしまえば、とても楽です。

※こちらExr-IOは現状windowsでしか入れることができないので、macの場合はopenExr形式ではなくpngで保存して、レイヤを重ねましょう。ファイル出力でまとめて保存できるだけでもとても便利です。


話を本題に戻しますが、デザインだけ考えればどう転んでもmacだろうに、この女性は熟考の上、敢えてwindowsを購入し、その華奢な指からは想像もつかぬ高速タイピングと焦げ付く様なクリックで凄まじいクリエイティビティを。。。やめときます

以上。windows伊藤でした。再見!

いただいたサポートは、3DCG普及・活性化の為に使わせていただきます。ありがとうございます。 https://twitter.com/ito_onboard twitterフォローも是非お気軽に。