#45 幸福な食卓/瀬尾まいこ

幸福な食卓 (講談社文庫)

うーん…？

と思ったら割と賛否分かれる話なのね〜。否まではいかないけど、特別響く話じゃなかったなぁ。

自殺未遂をした父、それを機に別居した母、天才児で自由人な兄、そしてわたし。すこし変わった家族だけど、あるきっかけで少しずつ形が変わっていく、、という。

なんでだろー。話の雰囲気も嫌いじゃないのになー。と考えてたんだけど、多分「人の死を転の部分に持ってくる」ていうのが、私があんまり好きじゃないんだろうなぁ。

でもその死をきっかけに、ハッピーエンドに向かわない感じが良かった。少しずつ歪んで、でもきちんと家族なんだよ、と。

そもそも私が「家族なんて血が繋がってるだけの他人」論だからピンと来なかったのかも笑

瀬尾さん、いろいろ読んでみたいなー。一癖ありそう…。