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妄想悪口のお話

高校のときに国語表現を選択科目でとっていた。
なにをするのか簡単にいうとひとつのテーマに対して作文を書くだけの比較的シンプルな授業。
自分の思いを言葉にしようみたいな感じだったと思う。
あんまり覚えてないけど。

わたしは5教科が苦手だけど、国語表現だけはいつもテストの点数が良かった。

多分理由はこれ。

「悪口ばかりかいていたから」

しかもその悪口の対象はぜんぶ妄想なんだ。
起きてもないことをひたすら妄想して文句を言う。
いうならば無差別な当たり屋。
だって、そんなこと起きていないんだもん。
わたしのまわりで。

クラスで1番点数が良かった時のテーマはたしか「バイトについて」だった。
わたしはこのテーマで援助交際をバイト感覚でやってる女子高生の悪口をひたすら書いた。
ほかの子たちは実際やったバイトとかやってみたいバイトとかのことを明るく楽しそうに書いているのにくらべてわたしの内容はかなり陰湿だ。
たぶんそれが異質で先生にウケていたんだと思う。
なんでこれについて書こうと思ったのかは全く思い出せないけど。
悪口って言いやすいよね。

今も書こうと思えば書けると思う。
有益有益うるさい人についてとか、だらだらしたスペースをやるなっていう人についてとかね。
うん、かけそう。

そもそも有益有益言うけどあなたが無益だと思うなら聞かなきゃ良くない?
だったら有益と思えることに時間使いなよ。

やば。
無意識に妄想悪口始めるところだった!!
あぶない、あぶない。



でも、こういう思いって誰にでもあると思うよ。
言わないだけで。

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