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ナゴヤタンカマルシェ参加

ナゴヤタンカマルシェ参加やZINEに掲載する短歌募集などをお知らせする約1200文字の記事である。


ナゴヤタンカマルシェ開催

2024年7月14日(日)12時~16時に名古屋駅西口のチサン第3名古屋(愛知県名古屋市中村区則武1-13-9)の302号室にてナゴヤタンカマルシェが開催される。ナゴヤタンカマルシェ、漢字にすると”名古屋短歌市場”、入場料は100円、主催は新棚のいさん。6月末までサークル参加者募集とのこと。

名古屋文化圏

私がナゴヤタンカマルシェに参加を決めた理由として、①居住地の浜松市が名古屋文化圏の東端にあたり交通の便がよく公私両面で名古屋と関わりがあること、②名古屋市に本社のある中日新聞の中日歌壇で年間賞最優秀を2021年にいただいたこと、③放大短歌のオフ会を過去に名古屋で開催した縁、などがある。基本的には名古屋という短歌先進都市で詩歌イベントの開催手法を学ぶべく参加する。

中日歌壇2021年9月12日島田修三選第二席

短歌ZINE

自家製手作りZINEを持っていくつもりだ。

確実に持って行くZINE

郵便短歌集『ワセリン』8冊と『彡柳百句』5冊は確実に持って行く。手作りなのでそんなに冊数は多くない、早い者勝ちだ。『ワセリン』は初版では収録歌数は30首余だったけれど改訂版では48首に増えている。『彡柳百句』は文字通り100句だ。

計画中の短歌ZINEと短歌募集

それともう一冊『輕重』という短歌ZINEを計画している。計画しているだけで何もできていない。しかも20首くらい掲載予定の在庫があったはずだけれど一瞬で溶けてなくなってしまった。当日までにできていればうれしい。タイトルは故事成語「鼎の軽重を問う」から採った。

定王使王孫滿勞楚子、楚子問鼎之大小輕重焉、對曰、在德不在鼎、昔夏之方有德也、遠方圖物、貢金九牧、鑄鼎象物、百物而為之備、使民知神姦、故民入川澤山林、不逢不若、螭魅罔兩、莫能逢之、用能協于上下、以承天休、桀有昏德、鼎遷于商、載祀六百、商紂暴虐、鼎遷于周、德之休明、雖小、重也、其姦回昏亂、雖大、輕也、天祚明德、有所底止、成王定鼎于郟鄏、卜世三十、卜年七百、天所命也、周德雖衰、天命未改、鼎之輕重未可問也

『春秋左傳』宣公三年

この鼎とは古代中国のregaliaである九鼎であり、私が回詩歌トライアスロン三詩型立部門を受賞したこともあって、私の生きている価値、つまり鼎之大小輕重を問うてもらうような内容になるだろう。ちなみに秦武王(始皇帝の曾祖伯父)は、この鼎を持ち上げた際に重さで脚を砕かれ死んでいる。

武王有力好戲、力士任鄙、烏獲、孟說皆至大官。與孟說舉鼎絕臏。八月、武王死。

『史記』秦本紀

とは言え、まだ『輕重』の原稿は何もないし一歩も踏み出していない。とても不安だ、こわいよー。というわけで荊楚欄を募集する。名の由来はもちろん鼎の軽重を問うた国である楚の別称だ。既発表・未発表は問わず、ひとり一首までを7月2日(火)までに投稿してほしい。尾内が渾身かつ懇親の一文を添えてZINEにする。ふだんは区分口で短歌に文章を添えていて、その簡易版だ。このようにしてあなたの一首がナゴヤタンカマルシェへと到達する。

ナゴヤタンカマルシェお品書き(7/6追記)

ナゴヤタンカマルシェお品書き、短歌や川柳のZINE
お品書き

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