たりないひとりとたりてるひとり~たりふた秋をみて~

注意:たりふた秋のネタバレが含まれています。

まず僕は二人が大好きだ。ただ、山ちゃんと若様の出演している番組を全てチェックしている訳でもなければ、ラジオだって毎週聞いている訳でもない。だから、本当に2人のことが好きな人からすれば、後ろ指さされて、むちゃくちゃに非難されても仕方ないと思っている。

それでも、僕は二人が大好きだ。このことは胸を張って言えるし、好きなお笑いコンビは?って聞かれたら”たりないふたり”って答えると思う。

今回のたりふた秋の感想は、青い小鳥を少し検索しただけでも、テレビ放送版を見てるか、完全版かを見たか、山ちゃん派なのか若様派なのか、はたまた二人共同じくらい好きなのかでも変わっていた。

その中で言えば、僕は”放送版を見て、かつ完全版を見て、二人共同じくらい好き”というカテゴリーに入る。僕自身の感想は、正直なことを言うと”ランチで日替わり定食か定番の生姜焼き定食かで悩んで結局生姜焼き定食を選んだんだけども、やっぱり日替わりにすれば良かったなぁ・・・のモヤモヤ感がぬぐえない気分”だった。つまり”面白かったのは間違いないんだけど、スッキリしない”そんな感じ。

それは、多分若様の顔が笑ってはいたけど、悲しそうに見えたから。実際”冬もうやんなくていいよ。大喜利ライブに変えよう。”とまで言っていた。僕は放送版を見たときは、山ちゃんがバラエティ的にやっている。そう思ってみていた。だけど実際は違っていて、若様に対してのマウンティングの変化に対応できていなかった。この事実が山ちゃんがどんなに、バラエティ的なオブラートを包んでいたとしても、包み切れてなくて、僕に爽快感を与えてくれなかった。

山ちゃんと若様。二人は番組内でも言っていたけど中堅の売れっ子芸人。

収入だって同世代の人間の恐らく何倍も稼いでるし、人見知りって言ってた二人が、結婚だってした。(言わずもがな山ちゃんなんて蒼井優だし・・・)ステータス的には満ち足りているはずの二人なのに内面で差が生まれてしまって、解散の危機に至っている。

たりないままの山ちゃん・人間は完璧じゃないと受け入れてたりるようになった若様。余計なお世話なのはわかっているけど二人の関係性はどうなるのかなって不安になった・・・。

ただ間違いなく言えることは、どんな結果になったとしても僕は”たりないふたり冬”を心の底から楽しみにしてます。またできることなら、開始10分でボタンを押して、山ちゃんとスタッフの皆さんを焦らせまくった狂気じみたバチバチの漫才をもう一回見たいです。


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