③オンラインゲームで出会って結婚 〜初めての対面〜

以前の投稿↓からの続きです。
・①オンラインゲームで知り合った話
・②ゲームをやめたあと

私が東京に引っ越す頃も、
彼からの定期的なメールは続いていました。

そして、東京に行くからには、
彼と一度会ってみたい、話してみたい

上京する高揚感も相まって、自然な流れでそれは実現することになります。

私の生活が落ち着いた、秋のことでした。

はじめまして

場所は上野駅。

待ち合わせ時間の何時間も前に着いていたという彼。

私が見つけた時、彼は
不自然な場所に寄りかかり、これまた不自然に空を見上げていました笑

写真でしか知らなかった彼が、動き、しゃべる

思っていた以上に年齢差を感じたことを覚えています。

それから、適当な居酒屋に移動。

お店に入る直前、
前を歩いていた彼が

「ごめん、先に入ってもらってもいい？」と

ハッとしました。

そうなんです。彼は未成年でした。

その後、話が盛り上がると、

やはり中身はゲームの中にいた彼で、
真っ直ぐな感じやさしい感じはそのままでした。

転機

はじめて会った上野から、さらに3年ほどが経ちました。

彼からのメールは、半年に一回ほどの頻度になったもののまだ継続されていて

その間、私は、彼ではない人とつきあったり別れたりを経験していました。

32歳になってすぐ
結婚していく友達を横目に見ながら、特に結婚願望なく日々を過ごしていた頃

実家から急な連絡が入りました。

実家のおばあちゃんが
亡くなったのです。

実家を離れて以来
帰省しても友達と遊びにでかけることが多く、ほとんど話さなくなっていたおばあちゃん

上京してからは、年に一度帰る程度だったので、正直、おばあちゃんの状態を把握できていませんでした。

最初はピンと来なくて

でも

時間が経つごとに実感がわき、
抑えられない悲しみが私をおそってきました。

お葬式のために帰省した数日間、ずっと泣いていました。

おばあちゃんが亡くなって、こんなにも悲しいなんて

両親が亡くなった時に、
自分一人で自分を支えることができない！！！！！

それが確信できて、

この時、初めて、
結婚をしたい、と強く思いました。

おばあちゃんが私の人生を思って働きかけてくれたんだろうなぁと信じています。

長くなるので、また続きます。
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