ECサイト×LINE!マーケティングを加速する!話題のShopify連携や活用方法
こんにちは!on株式会社、広報担当のデミです!
新型コロナウイルスの影響で家で過ごすことが多くなった昨今。
ネットでお買い物をする機会も増えたのではないでしょうか?
対面式の営業だけでは経営が難しく、ネット販売を新たに始めたというお店の話も何度か聞いたことがあります。
ECサイトを開設したけど、どうやって集客したらいいんだろう。
リピータを増やすにはどうしたらいいんだろう。
このような悩みはありませんか?
ぜひLINEを活用しましょう!
ECサイトとLINEを連携することで、さらに幅広いマーケティング戦略を展開することができます!
今回はECサイトとLINEを連携して何ができるのか、最近よく聞くShopifyとの連携についても詳しくご紹介しますね。
1. ECサイトとは?
先ほどから何度も出てきている「ECサイト」という言葉。
これはEコマース(EC,E-Commerce)のサービスを提供するWebサイトの通称です。Eコマースはネットを通じて行われるモノやサービスの売買の総称。
つまり、ECサイトとはネットを使ったモノやサービスの販売サイトのことです。
経済産業省の調査では、令和元年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模はなんと19.4兆円!どんどん拡大しています。
出典:経済産業省|電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめましたより引用
これは新型コロナウイルスが蔓延する前の年の調査結果ですので、現在はさらに市場規模が拡大していると思います。
ECサイトにはモール型と自社サイト型の二つがあります。
1-1. モール型EC
モール型は複数のショップが集まって、一つの大きなショップを形成しているECサイトです。例えば楽天市場、Amazon、Yahoo!ショップなどが該当します。
モール型ECには集客力がある、ショップに知名度がなくてもモール型ECに知名度があるのでお客さまの信頼度が高い、既存のプラットフォームを使用すればいいので簡単に始められるというメリットがあります。
ただし、出店料や手数料などさまざまな費用がかかる、モール型ECの知名度が高くてショップ自体のブランディングが難しい、同業他社による類似商品を取り扱うので価格競争が起きやすい、顧客情報が得られないというデメリットがあります。
顧客情報がなぜ得られないの?と疑問に思った方もいるかもしれません。私もなぜ?と思いました。
実は、モール型ECサイトでは顧客情報がモール側の所有物になるのです。そのためショップ側はどのようなお客さまが購入されたのか知ることができません。
1-2. 自社サイト型EC
独自ドメインを取得して、個人のネットショップを運営するECサイトのことです。
「自分でサイトを作るの!?え?セキュリティは?決済どうするの?」という声が聞こえてきそうですが、最近はカスタマイズ可能なパッケージや、月額数千円で利用可能な初心者向けのサービスが増え、気軽に自社ECを構築できるようになりました。
構築方法には「フルスクラッチ」「パッケージ」「オープンソース」「ASP」があります。
◆フルスクラッチ
ゼロからECサイトを構築する方法です。既存のシステムやソフトウェアを使用しないので、時間と高い技術力が必要になりますが、全て自社に必要な要件に合わせたシステム構築ができます。ユニクロやZOZOTOWNのECサイトはこのフルスクラッチで構築されています。
◆パッケージ
ECサイト構築のベースとなるソフトウェアをパッケージ販売会社から購入する方法です。フルスクラッチに比べ、短い工期で構築することが可能です。例をあげると、旅行会社のH.I.Sはパッケージを用いてECサイトが作られています。
◆オープンソース
インターネット上に公開されている無料のソフトウェアを利用する方法です。ECサイトの構築やセキュリティ対策などを自社で行う必要があるので、技術力が必要になります。
ドレスを販売しているANNABELLEはec-cubeというオープンソースで構築されています。ec-cubeには多くのプラグインや決済方法が提供されており、使いやすいというという理由から日本で一番普及しているオープンソースです。
◆ASP
最も手軽にECサイトを構築できる方法です。プロバイダー側がシステムの更新を行うため、自社でアップデートしなくても常に最新の機能を利用することができます。最近話題になっているShopifyはこのASPを使用した自社ECサイトが作れます!
以上が4つの構築方法です。
自社サイト型ECには利益率が高い、デザインに制限がないのでショップのブランディングができる、リピート率を向上させやすいというメリットがあります。
顧客情報を自社で管理できるので、購入履歴のあるお客さまに対して販促活動を行うことも可能です。リピート客や優良顧客の獲得へさまざまな施策が打てます!
もちろん良いことばかりではありません。自分で集客しなければならない、成果が出るまでに時間がかかる、主体性をもってECサイトを運営しなければならないというデメリットもあります。
特に集客やECサイトの運営は多くの方が悩まれる部分ではないでしょうか。
自由に構築できるからこそ、どのようにブランディングをしていくのか、リピーターを増やすにはどうしたらいいのかなど自分たちで考えて運営していかなければなりません。
ここでぜひ活用して欲しいのがLINEです!
2. LINEを活用したECサイト運営
毎日のコミュニケーションアプリとして普及しているLINE。LINE公式アカウントとECサイトを連携すれば、お客さまと密なコミュニケーションを取ることができ、さまざまな施策を打つことができます!
では具体的に何ができるのか、順番にみていきましょう。
2-1. ID連携
ユーザーのLINEアカウントと自社サイトの会員情報を連携することができます。これによって毎回サイトを検索する必要がなくなり、LINE経由でログインすることができます。
LINE公式アカウントのトーク上から数回タップするだけで購入することができるので、「簡単で便利に商品が買える!」というユーザー体験を提供することが可能です。
2-2. LINE上でメッセージ送信
注文確認や発送完了など、今までメールで送っていた通知がLINEでできます。また、購入履歴やユーザーの情報に合わせてメッセージを送るセグメント配信が可能です!
例えば、Aの商品を買ったお客さまに関連するBの商品の案内を送ったり、何度も購入していただいているお客さまにリピーター割のクーポンを送付するといったことも可能です。
他にも男性、女性という性別で分けたり、年齢層や住んでいる地域などお客さま一人ひとりに合わせてメッセージの配信ができます。
これによってリピーター率アップも図れます!
2-3. リッチメニューがECサイトの入り口に
配信したメッセージからECサイトにログインすることも可能ですが、リッチメニューというトーク画面の下に出てくるタイル状のメニューからECサイトに遷移することもできます。
LINE経由売上の7割がリッチメニュー経由だという事例があるほど、リッチメニューはLINE公式アカウント上で非常に大事なポジションです。
このリッチメニューですが、LINE APIを使えば非常に自由度の高いカスタマイズが可能です。自社のブランディングにも一躍するのではないでしょうか?
3. Shopify連携
ShopifyはECサイト開発・運営を助けるプラットフォームとして、175か国100万ショップ以上に導入されているカナダの企業です。日本には2017年に上陸しました。
もちろんShopifyとLINEを連携させることも可能です。先ほどご紹介したような機能を使うことができます!
Shopifyの良い点は、アカウントを作成すれば管理画面からECサイトを簡単につくることができるということ。初期費用がかからず、機能を拡充できるアプリが2,000以上あり必要な機能を自由にカスタマイズできます。さらにデザインの変更が簡単です。
波に乗っているShopify。モール型ECからShopifyを使った自社サイトECへ移行する企業も少なくありません。
4. LINE公式アカウントを登録してもらうには?
LINE公式アカウントのトーク上から、ECサイトに遷移して購入していただくという流れを説明してきましたが、そもそもLINE公式アカウントをどうやって友だち追加してもらうのか…という問題がありますよね。
よくある方法として、ECサイトに友だち追加ボタンを設置する、SNSで通知するなどがあります。
しかし、それだけではなかなか友だち追加はしてもらえません。
友だち追加でクーポンプレゼントといった施策もあります。
ただ、いずれもお客さまの操作する手間が増えてしまうので、友だちの数が思うように増えない…と悩まれる方もいらっしゃると思います。
そこでオススメしたい方法が、ECサイトで会員登録・ログインをしていただく過程でLINEログインと自動で友だち追加をしてもらうというものです。
(図1)
出典:LINEログインしたときにLINE公式アカウントを友だち追加する(ボットリンク)より引用
会員登録をしていただく際に、LINEを使ってログインできるようにしておきます。LINEでログイン後、LINE情報を共有して良いかという確認画面の中にLINE公式アカウントを追加するというチェックをオンにする方法(図1)や、別に友だち追加するか確認する画面を表示させる方法(図2)もあります。
(図2)
出典:LINEログインしたときにLINE公式アカウントを友だち追加する(ボットリンク)より引用
その後、会員登録フォームで必要事項を記入し、登録完了ボタンを押せばID連携も完了です。
この方法なら、お客さまが会員登録をする自然な流れでID連携が行えます。
5. LINEアプリ開発ならお任せください
onはLINEを活用したアプリ開発を行なっています。経験豊富なエンジニアに加え、ユーザーの使い心地にこだわったデザイン設計を得意とするデザイナーも在籍しています。
LINE公式アカウントもLINE APIを使えば、先ほど紹介したお客さま一人ひとりに合わせたセグメント配信や、Flex Message・リッチメッセージといったデザインにこだわったメッセージの配信が可能です。さらに自由度の高いリッチメニューを作ることができ、自社のブランディングにも貢献できます。
onはただのアプリ開発ではなく、マーケティングやマネジメントも含めた提案をさせていただいています!
ECサイトと連携して、LINEをマーケティングツールとして最大限活用しましょう。
まとめ
ECサイトの需要は今後も高まると思います。そんな中、競合他社に埋もれてしまわないように、ぜひLINEを活用してみてください!
LINEを活用すれば、お客さま一人ひとりに合った対応ができ、お客さまの満足度も上げることができます。
LINEを活用してみたいけど、どうしたらいいかわからない。こんなこともできるのかな?というご質問でも構いません。ぜひ一度ご相談ください!
開発費用が心配…という方。onはサブスクリプション型のプランもご紹介しています。
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