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「ありのまま」の’10年代

Twitterに書いたことのまとめになりますが、割と前から思ってることなので、何度も同じことをくどくど言わないためにもここにまとめときます。

00年代って「空気読もう」「愛されるためにはモテる努力」「幸せになりたければ自分を変えよう」って思想だったと思うんだけど、10年代に入ってから「ありのままの自己肯定」の時代になったと思う。

その前の90年代の思想や空気ってエヴァに集約されてると思う。そして昭和生まれはエヴァ的で、平成生まれはアナ雪的なんだと思ってる。そこんとこ変わっていけない人は、昭和遺産になっちゃうんじゃないかなって思ってる。
というのも、何年か前にOL向けファッション誌にあった、平成生まれOLの座談会の記事で「昭和生まれは人目を気にしすぎる、みんなに合わせることばかり考えている。そういう人を見ると昭和生まれだな、と思う」という趣旨のことが書いてあってなるほどな、と思った。確かに昭和生まれのわたしが見てきた世界はそんな風だった。そして時代は変わっているのだなと思った。

空気読んで自分を殺してまで得られるものって何なんだろうね。そう感じた人が少なからずいて、時代は変わりつつあるのだろう。

実際はわたしは00年代に、愛されるために自分の服のファッションの趣味を変え、それでも恋愛が充実しないから、自分の思想や思考、感受性に問題があるんだと思ってモテ女子の脳内に染まろうと思って、自分を洗脳しかけた。

でもそこまでして、付き合えたとして、一生それを続けるのだろうか……?
それって幸せなの?
と、途中で気付いたけど、その時は答えは出なかった。

思うような結果が出ない→自分が間違っている→努力して変わらなくちゃ。
そう思っていたから。

話がすこし逸れてしまったけど、わたしはこの30年くらいの時代の流れをそんな風にとらえる。80年代は自分はまだ幼すぎて、時代の空気などはわからないけどきっと何か、どこか繋がることがあるんだろうなあと思う。

以上で〜す。


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