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昭和餘年の出來事

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昭和餘年という架空の年の出來事。嘘も本當も此處では何も差がありません。
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#モダンボーイ

アナログ小説家だった僕が持ち物を極限まで減らすことが出來た話。

単純化趣味者として。かねてより極致的単純化趣味者として生きていた僕だったが、元来の心配性と時間的貧乏性故に持ち物だけはいつも重たくもっさりとして過ごしていた。 定期的に持ち物の見直しをするのだが、持ち物の重さはいつも大体2〜3kgだ。人と連れ立って買い物や遊びに行く時でこの重さである。 小説を執筆したり手帳に日記を書いたりと、そういう時間を持つための日ではなくても、だ。 然しこの度、人生初の……! 否、10歳以前の荷物の軽さになったので此処にその記録を記しておく。 此れは2

昭和初期のサラリーマンの服の考察

拾い画、というとあまりに無責任すぎるのだがネットに上がってたものを資料としてお借りしており、それをAIツールで着色してもらって遊んでいたのだが、かねてより昭和初期(1920年代まで)のモダンボーイのファッションを共に考えてくれている、服オタの家人へ見せたところ非常に面白い考察を得たから此処に皆様と共有すると共に、備忘録として置いておきたい。 年代の考察 1930年から1935年くらいっぽい。 左上 スーツのラペル(襟)のさきがすこし丸い あと襟の位置が若干下目、アメリカっ