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昭和餘年の出來事

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昭和餘年という架空の年の出來事。嘘も本當も此處では何も差がありません。
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#創作活動

::::千切れた紙片,小説に関する苦悩

体調が悪い中での作業は何をするにしても3倍くらいの負荷がかかる。そういう中でずっとやってきたものだから、思うように成果が上がらず心がぽきっと折れてしまった。こういうことは時々あるけど年々それは脆くなっている。そりゃそうだ、僕の心を何十年ものだと思っているんだい。家電も家具もよくよく手入れをしないと劣化して使えなくなるような年数だ。パソコンに至ってはとっくに買い替えしているような年数。そういう年数をやっつけメンテ、雑なメンテ、不器用なメンテ、見よう見まねのメンテナンスでやってき

僕は痛みを忘れて生きているだけ。

小説を書いている時は全て忘れられるけど、小説を書いていないから全て思い出してしまう。 確定申告や仕事の事務処理等々で全然小説が書けてない。「あ、今日何か書かないと発狂する」と思った日は数行書いて気持ちを宥めているけれど。一度書き始めてしまうと書き終わるまで止まらないというか止まりたくないので簡単にスイッチをONにすることもできないのだ。 僕にとって小説を書くことは癒しで快楽で宇宙を感じる第七チャクラでとにかく全てが極彩色に輝き出す極楽装置なのである。 だからそれがない生活