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クラク

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或る女の話。人生色々、苦楽。彼女は煙のように跡形もなく消えて仕舞いました。
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#自己肯定感

お姫様ごっこを始めてみたけれど(2)

前回までのあらすじ:もっと幸せになろうと思った私は、友人の薦めでお姫様ごっこを始めてみたのであった。 (4)そうだ、お姫様になろう。 書生との同居生活が上手くいかなかったのは、きっと「お姫様」と「執事」じゃなかったからだ。 やっぱり本に書いてある通りに「お姫様」と「執事」でやるべきだった。 そう考えた私は、書生との関係を解消した後、すぐに姫へとジョブチェンジし、老執事を雇うことにしました。 若い書生に「何も解ってない」と見下してしまったので、年長者の言うことなら、素直に聞

「ありのまま」の’10年代

Twitterに書いたことのまとめになりますが、割と前から思ってることなので、何度も同じことをくどくど言わないためにもここにまとめときます。 00年代って「空気読もう」「愛されるためにはモテる努力」「幸せになりたければ自分を変えよう」って思想だったと思うんだけど、10年代に入ってから「ありのままの自己肯定」の時代になったと思う。 その前の90年代の思想や空気ってエヴァに集約されてると思う。そして昭和生まれはエヴァ的で、平成生まれはアナ雪的なんだと思ってる。そこんとこ変わっ