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No.006 24時間の旅を経て:コンゴ民主共和国到着

魅力と現実が交錯する国

日本を出発してから約24時間。幾度もの機内食と長い移動を経て、ようやくコンゴ民主共和国の首都キンシャサに到着しました。頭がぼんやりとする中アフリカ大陸の中心に位置するこの国に第一歩を踏み出しました。

多くの人が、コンゴ民主共和国の名前を聞いただけで危険や不安を連想してしまうかもしれません。しかし、やはり一見は百聞にしかずです。

アフリカでは当たり前の?の歓迎

まず洗礼として24時間の旅の果て、入国審査で思わぬ出来事がありました。係官から「あんたのイエローカードがぼろぼろ過ぎる。次これで来たら入国させないからね」ととても深い注意を受けました。厳しい言葉に一瞬ドキッとしましたが、確かにボロボロで、、係官の表情には厳しさの中にユーモアが感じられ、思わず笑みがこぼれました。ごめんと。

街の雰囲気と人々の活気

無事に入国後、土曜日という週末の到着だったこともあり、街の道路はスムーズな流れでした。
その穏やかさの中にも街の人々の活気が溢れていました。コンゴ民主共和国は、その人口が1億人に迫る勢いのある国です。1億人を超えているというデータもあります。

道路脇では、多くの人々が行き交う車に向かってフランスパンや凍った飲み物を売る姿が目に入ります。アフリカ全土で同じような光景が見られますが国の経済的現実を如実に物語っています。同時に、その光景は何度みても日本での生活がどれほど恵まれているかを強く意識させられます。

見える現実

日本で当たり前に享受している平和や経済的安定が、世界のどこでも同じというわけではないことを、コンゴの街角で改めて実感します。24時間前まで当たり前だと思っていた日常が、アフリカではまったく異なる形で存在していること。自分自身がアフリカに興味を持ち、何かしたい。それは24時間もかかる場所なのか?24時間しかかからない場所で起きていることのなのか?私たちが普段どれほど恵まれた環境にいるかを静かに、しかし力強く訴えかけてきます。それがアフリカです。

課題と可能性

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