映画館危機一髪
時間があったので久しぶりに映画館へ行ってみました。
ホラーが好きなので迷わず〝樹海村〟のチケットを購入。座席を選ぶと客は私1人のようでした。まだ時間もあるし、最終的に1人って事はないだろうとか思いつつ、ポップコーンとコーラを買って〝樹海村〟が上映されるシアター6へ移動しました。
久しぶりの映画館だったのでワクワクしながら席に着き、ポップコーンを食べながら携帯をいじってました。
上映10分前。
依然客は私1人です。
1人は流石に怖いかもしれないと思い始め、不安と緊張感を抱えつつ一旦トイレへ。ふと隣のシアター5を見ると〝鬼滅の刃〟が上映中とのこと。
すぐ隣のシアター5には人がいるはずだから大丈夫、と謎の暗示をかけて席に戻りました。
そして1人のまま、いよいよ暗転。
思わず呟きました。
「ちょー怖いんですけど…。」
〝鬼滅の刃〟にしておけば良かったと後悔した、まさにその時です。女性が1人入ってきたんですよ。
「助かったー!」と心底ホッとしたのもつかの間、その女性は私のすぐ斜め後ろに座りました。さっきまでのものとは別の緊張感を抱えながら、いよいよ〝樹海村〟が上映されたのでした。
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