頭からピザ被りたくなるくらい好き

''夕闇に誘いし漆黒の天使達''というラウド系コミックバンド兼YouTuberをご存知だろうか。

私は昨年ごろからこの夕闇の魅力にハマってしまった。

でももともとラウドバンドが好きだったわけではなく、好きになったきっかけはYouTuberの東海オンエアからだった。

初めは東海の動画によく出てるこの怖い人たち誰？くらいの認識だったけれど、何回も動画見るうちに見た目よりずっと真面目で面白い人達という事を知った。本当に偏見って良くない。

それから夕闇のチャンネルもよく見るようになって、曲も聞くようになって、今に至る。今回は曲の紹介をする記事にするか動画の紹介をするか迷ったけれど、せっかくなので曲の紹介をしようと思う。動画も本当に面白いものばかりなのでいずれ紹介したい。因みに音楽の知識は無い。

1. I want to change the band name

何から紹介するか迷ったのだが、やはり最初はこの曲だろう。意訳で「バンド名変えたい」になるタイトルは、夕闇のことを何も知らない人でも興味がそそられるのではないだろうか。あ、このバンド名が変なのは自覚してるのね、と。

これは私の中では夕闇の自己紹介ソングだと思っていて、この曲を聞けば「夕闇って大体こんな感じね」というのが掴める。ライブの最初、特に対バンライブだと一番始めに披露される事が多いのも頷ける。

夕闇の曲の魅力は、とにかくリズムの良さ、それと楽曲そのもののかっこよさを下手すれば帳消しにしてしまうような歌詞のヘンテコさだと思う。それにハマった人はどっぷりとハマり、受けない人には全く受けない。そんな感じだ。

この曲は、とにかくバンド名を変えたいことを強調していて、「じゃあ変えろや」という感想を抱くようになった頃にはもう夕闇にハマっている。まずはお試し感覚で聞いてみてほしい。

2.猫サンキュー

題名の通り、猫に感謝を伝える曲である。

ただ、この曲を作詞しているボーカルの小柳さんは猫が嫌いというのがまた面白い。私は猫を飼ったことがないので、そうなんだ〜くらいに思っている歌詞も、きっと猫を飼っている人には分かる〜となること請負の具体性のある歌詞である。

そしてこの曲の魅力はなんと言ってもベースともやんのベースソロだ。小柳さんとともに掛け声を叫んだのち、ともやんのベースソロでまた会場が熱狂の渦に包まれる。楽しい。これもライブでは定番の曲だ。

3. ラブソング

正直定番曲かと言われるとそうでもないので入れようか迷ったが、個人的に好きな曲なので紹介させてほしい。

サビの歌詞に「ラブソングってタイトルにしたけどそんな歌詞書けなかったよ」とある通り、ラブソングってタイトルなのにラブソングにならなかった曲である。

この曲はレトロゲームのbgm風にイントロが始まったかと思えば、一気にヘドバンしたくなるような重いサウンドに切り替わるところがすごく良い。

そして、この曲の良さはライブで発揮される。この曲は、客席も小柳さんも皆で両手の中指をたてながら盛り上がる曲なのである。普段堂々と中指を立てる機会なんて無いので、かなりストレス発散になるだろう。

4. 君にも届かない声はイタリアにも届かない、故にミラノ風

私の中でタイトルを何も見ずに正しく書ける自信がない曲ナンバー1である。通称ピザ。

この曲は私の中ではライブの最後の曲というイメージが強い。一回バラード（っぽい）曲を挟んで、最後にもうひと盛り上がりする感じ。最近はあんまり最後の曲じゃないけど。

そしてこの記事のタイトルの由来はこの曲からとったものである。この曲では、途中でピザを配達するシーンがある。（もう意味がわからない）

そこで、ライブ中に小柳さんが本物のピザをステージに持ってきて、時には歌いながら食べたり、過去には「ピザダイブさせよう」と言いながらピザを客席にダイブ（？）させたこともあった。そのピザダイブに参加したことはないが、そこにいたお客さんで「頭にトマト降ってきた」などと言っていた人がいて大爆笑した覚えがある。私も、もう後先何も考えずに頭からピザ被って帰りたいと思った。（何を言ってるんだろう）

でもこの曲、結局世界で一番うまい食べ物は〇〇だよな！という曲なので、世界で一番うまい食べ物が何だったのか聞いてみてほしい。

以上が私の夕闇が少しでも気になった方におすすめしたい曲である。本当に全部好きな曲でとても迷ったけれど、定番曲+αという形で選んでみて、このようになった。ぜひ気になるものがあったら聞いてみてほしい。そして夕闇のライブに一緒に行こう。