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"ライブ"を実感した日。-日向坂46四期生『新参者』-

11月16日の日向坂46四期生『新参者』を観てきました。全10公演中6公演目のライブ。
まだまだこの日の余韻が抜けてない。声も身も全力を出し切ったと言えるくらい抜け殻状態。
公演後は充実感に心が満たされていました。


この日の『新参者』を観て感じたことを熱りが冷めていない衝動のままに書きました。
(セトリには触れていません)


四期生と会場にいる人たちが会場の空気感を、
その時間をしっかり共有しているような、まさに
このライブで四期生が目標に掲げている"一体感"のあるライブでした。
何より感じたのは"ライブ"って彼女達の「声」だということでした。ステージに懸ける四期生の
「肉声」がぶつけられているみたいだった。
歌詞の言葉ではなくて、曲を自分たちなりに表現しようと、言葉になる前の感情として四期生は届けているように思った。
ライブはもっと本能的で、衝動的なんだって。
だから、同じ公演なんて生まれないんだと思う。
勢いのままに荒削りな"がむしゃらさ"がありながらも、その姿はハッピーオーラを纏っていて、
そして頼もしくも見えて、グループのこれからへ
向けて明るい気持ちにしてくれた。


四期生のパフォーマンスを通して、これまで歩んできた曲も含めて日向坂の曲が真っ直ぐに届いた。
それは私の感情の一部としても溶け込んで、気持ちが強く揺さぶられました。
心臓が共鳴してたんじゃないか、とさえ感じるくらいだった。ペンライトを握りしめる手により力がこもって、四期生へ声を届けなきゃいけないと思わずにはいられなかった。
全てのエネルギーを注いで『新参者』に懸ける四期生の姿を、数時間の公演でも、私はこれから何度も、もしかしたら何年も思い起こし続けるかもしれない。そんな強さのある公演でした。
私は四期生が、そこにいる推しと呼ぶ人のことが
大好きで、そして何より日向坂のライブこそが
本当に大好きなんだなあと改めて思いました。
好きだから笑っていてほしいなと個人に向けた思いと同じくらい日向坂のみんなが作るライブが心の底から好きで。
立ち止まらず走り続けることが生み出しているものはもっとたくさんあるんだろうなと思う。
その途中で彼女達の気持ちではないところで歩みを止められてしまうことはやっぱりすごく悔しい。
自分自身を磨き続けながら、答えがない中で走り続けるのは本当にすごい。

他の人がどう思うかじゃなくて。
客席で自分の視線から、そこで浴びたものに心が染められて自分ひとりで全てを抱えて、私が何を思うかで精一杯になれる時間だった。
根っこにある「好き」という気持ちが浮かび上がってくる心地がした。それを受け取る人がどう思うかはわからない。
それでも、パフォーマンスや言葉を届ける好きな人たちがライブという場でまっすぐに表現している姿をこれまで見てきたから、だから、きっと大丈夫だと思える。というか、もうそれを信じることしかできない。
いつだって私の"好き"の最前線にいてくれるのは
日向坂だと、改めて自分の"好きなもの"を気づかせてくれた日向坂46四期生の『新参者』だった。


『新参者』千秋楽に向かって、残りの公演も四期生は"一体感"に込めたそれぞれの想いを全力でぶつけてくれるだろうし、配信もあるので、その姿を最後までしっかり見届けたいと思う。

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