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プロジェクトのあぜ道

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omusubi不動産が携わったプロジェクトができるまでの道のり、関係のある方々とのインタビュー記事です。
運営しているクリエイター

#人づくり

官民・国内外のつながりから生まれた市民による芸術祭「科学と芸術の丘」|千葉・松戸市

2018年から松戸市で毎年秋に開催されている芸術祭「科学と芸術の丘」。その立ち上げと運営に、omusubi不動産は関わってきました。どうして不動産屋が芸術祭を?そんな疑問に少しでも応えるべく、これまでの歩みについて、第一回から芸術祭を支えてきた松戸市役所の尾形一枝さん、omusubi不動産の殿塚建吾・関口智子でお話をしました。インタビューを行ったのは、水戸藩最後の藩主であった徳川昭武の別邸跡「戸定邸」。松戸市の小高い丘の上にあるこの建物は、第一回から芸術祭のメイン会場となって

まちの寛容性を育むアーティスト・イン・レジデンス PARADISE AIR(パラダイスエア)|千葉・松戸市

omusubi不動産代表の殿塚が、松戸のまちづくり会社で働いていた約10年前に、立ち上げに関わったアーティスト・イン・レジデンス「パラダイスエア」。誰も立ち入ることのなかった駅前ホテルの空き物件が、今では国内外からアーティストが集まる世界的なアート拠点になっています。そんな驚きのストーリーも、クリエイターや行政職員のみなさんとの協業、そして、松戸という土地柄だからこそ起こり得たことなのかもしれません。現在、パラダイスエアの運営をされている一般社団法人PAIR代表の森純平さん、

独立を後押しする曜日替わりカフェ One Table|千葉・松戸市

八柱駅から歩くこと4分。日本の道百選にも選ばれているさくら通りに、曜日代わりの店主が営業するカフェ「One Table」があります。omusubi不動産が創業当時、この物件の隣に事務所を構えており、私たちにとっても想い出の地。シェアキッチンという概念がまだ一般的ではなかった2016年から営業を続けるOne Tableからは、今や松戸で人気店を営むたくさんの卒業生を排出する場所になっています。One Tableの名付けの親であり、一緒に立ち上げを行ったTeshigotoの古平賢

文脈をデザインする不動産プロデュースのかたち building C|千葉・松戸市

松戸駅西口から歩くこと5分ほど。夜のお店が立ち並んでいたエリアに立つ4階建てのビルを2018年にomusubi不動産がプロデュースしました。ネーミングから内装デザイン、収支計画からテナントの募集までトータルでプロデュースできたのは、地域の仲間たちのおかげでした。ロゴマークやビル全体の設計を担当されたデザイン設計事務所 STAGの小川宏之さん、2階でカフェを営むym.の本庄真由美さんとともに、building Cがどのようにできたのか、これからどんなことをやっていくのかについて