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おっさんキャッチボールをする!!

おっさんキャッチボールをする!!
ガンダム大地に立つ
!!みたいに言ってみた。
恐らく十数年ぶりに念願のキャッチボールをした。
キャッチボールがしたい。そんな思いを昔記事にも書いたが
独身中年男性がキャッチボールをするにはなかなかのハードルがある。

当たり前だがキャッチボールをするには相手が必要なのである。
だがこれはあっさりと解決した。
数少ない独身の友人がキャッチボールをしたがっていたのだ。
これには結構驚いた。どんな偶然なんだよって感じだ。
いやむしろ偶然じゃないのかもしれない。
最凶死刑囚ばりのシンクロニシティの可能性がある。

或いは独身中年男性はキャッチボールをしたくなるという傾向があるのかもしれない。
どこかの学者の方、この説どうでしょう?今の所2/2で該当率100%です。

最大のハードルをシンクロニシティで突破し、
いよいよ久しぶりのキャッチボールをするわけだが道具が酷い。
自分も20年以上前に買ったグローブで状態がいいとは言えないが、
友人のグローブは1か所の紐が取れてしまっていてランダムでボールが抜けてしまう。
ただでさえ運動不足のおっさん2人なのに道具までポンコツって
開始前から不安しかない。

グラウンドに着いたときにかなり真剣にソフトボールの練習をしている若者がいたが、
おっさん2人がグローブを持ってグラウンドに近づいていくと去っていってしまった。
邪魔するつもりはなかったのだが…なんか申し訳ない。

久しぶりにボールを投げてみると肩にかかる負荷に驚いた。
1球投げるごとに確かな負荷を感じる。
そして力を入れれば入れるほどコントロールがつかない。
自分の場合は右上に抜ける。藤波の気持ちが少しわかったような気がした。

投げながら力の入れ方を調整していった結果、
自分の場合6割くらいの力が一番コントロールがつく事がわかった。
自分でいろいろと試しながら投げるのが楽しい。

久しぶりにやったけどやっぱりキャッチボールは面白い。
ボールを投げる気持ちよさはボールを投げないと味わえないし、
ボールをキャッチする気持ちよさはボールをキャッチしないと味わえない。
文字にすると当たり前の事を言っているだけだが本当にそう思った。

だけど凄く疲れる。おそらく30分もやっていない。
最後の方はおっさん2人でぜぇぜぇ言いながら投げていた。
それでもキャッチボールは相当楽しい。
またやりたいがおっさん2人で予定を合わせるという
なかなかのハードルがあるので頻繁にはできなさそうだ。

そしてキャッチボールは何で1人でできないのだろうと思い始める自分に
気付き、お前そんなだから友人少ないんだよと感じずにはいられない。

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