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篤があつしに変わるまで(自己啓発実話小説)

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「日本で一番、VBAの本を売ったライター」と過分な評価をいただいている私こと大村あつしですが、当然ですが最初からITライターだったわけではありません。そこに至るまでの七転八倒の「…
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記事一覧

篤があつしに変わるまで 0 『プロローグ』

 冒頭から自画自賛のようで恐縮ですが、私こと大村あつしは、IT書籍の世界で小さな成功を収め…

篤があつしに変わるまで 1 『ストレス地獄』

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篤があつしに変わるまで 2 『すべては、彼の一言から始まった』

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篤があつしに変わるまで 3 『品川出版 福島一郎』

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篤があつしに変わるまで 4 『2つの「たら・れば」』

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篤があつしに変わるまで 5 『未完成の原稿』

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篤があつしに変わるまで 6 『噛み合わない会話』

このエピソードからお読みの方は、 『篤があつしに変わるまで 0 プロローグ』 からお読みください。 もしくは、 「マガジン」 でお読みください。  今でも曜日は覚えている。木曜日だ。  30ページの中途半端な原稿を速達で送ったのが月曜日。もちろん、翌日火曜日には品川出版に届いているはず。せっかちなボクは、よほど火曜日の夕方に電話で結果を聞こうと思ったが、さすがにまだ目を通していないだろう、と思って我慢した。  そして、翌日夕方に、はやる気持ちを抑えながら電話したのだが、

篤があつしに変わるまで 7 『ついに完成!』

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篤があつしに変わるまで 8 『意味不明な30万円の支払請求』

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篤があつしに変わるまで 9 『品川出版の謎』

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篤があつしに変わるまで 10 『福島社長との最後の会話』

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篤があつしに変わるまで 11 『ジャーナリスト、秋田さん』

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篤があつしに変わるまで 12 『秋田さんの粋なはからい』

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篤があつしに変わるまで 13 『3,000冊を自腹購入!?』

このエピソードからお読みの方は、 『篤があつしに変わるまで 0 プロローグ』 からお読みください。 もしくは、 「マガジン」 でお読みください。  ボクの履歴書と本の企画書を読み終えた東新宿出版の青森編集長は、原稿に目を落としながら言った。 「これが完成品ですか・・・」  そして、ボクが「はい、そうです」と答えるよりも早く、信じがたい条件付きで出版を確約してくれた。 「5,000冊、刷りましょう。その代わり、そのうち3,000冊は大村さんが購入してください」 「え!?」