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ギリシャ神話の思い出

12星座のマークを配置したホロスコープ風のウッドプレートを作っています。
これを見て「聖闘士星矢(セイントセイヤ)だ」と仰る方が結構いる。笑。
星座=聖闘士星矢=ギリシャ神話ですね。

聖闘士星矢は子供の頃アニメで見てました。
けど、それ以前のもっと幼い頃にギリシャ神話モチーフに触れてた記憶がある。

ずっと気になってたのは上半身が人間で下半身がヤギのような生物が銅像に変わるイメージ。アニメっぽい。
上半身が人間で下半身がヤギで調べるとギリシャ神話の牧神パーンが出てくる。
牧神で検索するとバレエ作品「牧神の午後」やドビュッシー作曲「牧神の午後への前奏曲」が出てくる。
うちはそんな芸術を鑑賞する家じゃなかったから、コレはない。
色々検索していくうちに見つけた。
「ウィーンの森の物語」

アニメ「トムとジェリー」の枠の中で放送されていた作品だった。
これだ!と納得したけど、記憶の中のパーンはもっと写実的で幻想的でカッコよかった。
人の記憶の曖昧さを実感した。

白い服を着た神様のような人が太陽を馬車にのせて空を飛ぶイメージもずっと記憶にあった。
ギリシャ神話の太陽神ヘリオスですね。
これもアニメで見たのか絵本で読んだのか。

幼児の頃に読んだ星座の本にコラム的なギリシャ神話解説がのってました。
当時の自分がどんな感想を抱いてたのかは覚えてない。
中学生くらいになってギリシャ神話を読むと、最高神ゼウスが浮気して妻が嫉妬して愛人や子供が大変なことに!って話ばっかりでナンジャコリャ?と思ってた。

つい最近読んだ本が神話の核心を付きすぎてて面白かった。
その名も「残酷すぎる世界の神話」

無茶苦茶でひどい話がたくさんあるのよ!とネタ的な視点で編集されてますが、それが真実を表しているように思える。
神だから正しい!清らか!神聖!素晴らしい!という視点を捨てた先に見える事実は何だ?
ゼウスは変態的性癖の強姦魔だ!

立場が上、肩書がスゴイ、とんでもない才能がある、みたいな基準で人や神を見たらいかんということでしょう。

幼少時から幻想的で憧れのイメージだったパーンの実態を知ると、ただの性欲旺盛なオッサンじゃん…となりました。笑

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