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自分が欲するモノを作って売るんだよね!

キンドル読み放題に食品添加物の古典的名作「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物」(2005年発行、著者:安部司)があったので読んだ。
この本は昔、図書館で紙で読んだことある。

著者は食品添加物の知識を駆使して加工食品メーカーが望む楽で安い商品を生み出していた情熱あふれるサラリーマンだった。
自身の傑作である添加物マジックのミートボールを我が子がオイシイ!と食べる姿を見て会社を辞めたとのこと。
仕事で作るモノと我が子に食べさせたいモノの解離がスゲー!

どこかの業界の闇を暴く情報で出てくるのは似たようなのが多い。
医者はガンになっても抗がん剤を使わないとか。
自らにも抗がん剤を使うと断言する信仰心が篤い医者も多いとの情報も見たことある。
現実にどっちが多いんだろ?

何かを作るということは自分がソレを望むからではないのか?
昔の同人誌の世界では自分が読みたい話を自分で書く自家発電と呼ばれる行為があった(今の同人誌業界の創作の方向は知らない)

現在、自分が作ったものを売って生計を立ててる。
基本は自分が嫌な材料は使用しない。
原料は地元の杉・ヒノキを使用。紐は麻など天然物。
表面塗装無し。
最初は亜麻仁油をコースターの表面に塗ってたけどクサイのでやめた。
有機溶剤や接着剤は使わない。
接着剤を使わないと作れないような商品は作らない。
マグネットが欲しいと言われるけど接着剤不使用で作るアイデアがわかないから作らない。

製法はレーザー加工機を使ってる。
イベント出展してると商品がレーザー加工であることに反応して長話していく中年以上の男性が結構いる。
個人的にレーザー加工という製法は制作過程の1つでしかなく思い入れが無いので、ご自身の作品や製法を熱く語られてもこちらから語ることは無い。
イベント出展中だから仕事として聞いてるだけです。
なにか買っていただけたら笑顔で耐えた価値があったと思いますが。

自分はこういうのを作りかったんだ!とドヤ顔で商品にしたところ無反応なことはよくある。
商売として考えたら無駄でしか無いけど何かを作るってこういうことかも?

とにかく売れて稼げるものを作りたい!環境や人体への影響なんてどうでもいい!とかの欲は否定しない。
それが自分の作りたいものなら欲する方向に進め!
けど、人体に悪いモノを良いモノかのようにウソつくのはやめて。
売上のために毒盛ってます!とか言ってくれたら正直さに感心する。
生活や家族のためにはウソつくしかないんだ!みたいな社会をやめられないのなら人類滅亡が良いな!

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