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35年前の漫画に石油は30年で枯渇するとあった

1989年から1994年に連載されてた少女漫画作品『花咲ける青少年』を読んだ。
石油により急速に近代化した東南アジアの小国、ラギネイ王国の王位相続に関する陰謀が描かれる。
あと30年も石油はもたないというセリフが何度も出てくる。
石油枯渇詐欺は気候変動詐欺と同じニオイを感じる。
ぱっと見はイケメンがいっぱい出てくる恋愛漫画。
少女の心で読めばイケメンにときめくのが正しい読み方なのであろう。
もう中年なので野心や陰謀の描かれ方に魅力を感じた。

ロックフェラー家をモデルにした財閥の長が25年前の油田落札で主人公の父の会社に負けたことを恨んで王宮に工作したり。
王位継承権のある王族に外国人が取り入ってたり。
国民のデモを誘導するのに外国の勢力が入ったり。
気弱な王を操ってワイロを貪る腐った上級国民はもちろん出てくる。
リビアのカダフィがイメージ登場するコマが1コマあったり。

アメリカに亡命したラギネイの王子は石油系財閥に匿われ華僑の教育係に政治を学ぶ。
最終的には王国を共和国にすると宣言。
民主化というやつですか。

巻末に作者のインタビューが載ってて、おっさんの政治というアンコを美青年の皮でキラキラに包んで華やかに描いたとあった。
アニメでは漫画で省いたデモや爆破のシーンを丁寧に描いてくれるとのコメントがあった。

連載終了から15年もたった2009年にアニメ化されている不思議。
なんでこの時期に?
2010年から2012年にかけてアラブ世界で反政府デモが激化する「アラブの春」があった。

SNSによる民主化運動とか言われれた気がする。
ウィキペディアには「CIAやジョージ・ソロスと関連付ける説もある」と書かれてる。

カラー革命はいつだったか検索。

2000年代に旧共産圏で民主化を掲げて起こった政権交代とのこと。
革命の背後にジョージ・ソロスの財団、CIA、全米民主主義基金(NED)の存在が指摘されてるとウィキペディアに書いてある。
民主化とは誰が得をする運動なのかバレバレってことですね。

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