ただいま商店街(株)は、ティール組織でいくから、コミュマネっていうフワッとした役割はいらない
出会う20代の多くが、コミュニティマネージャーっていうお仕事をやってたり、興味持ってたりする。
ひとつだけ、おもうこと。
自身でも気づいているのかもしれないけれど、「コミュニティマネージャー」っていうお仕事、肩書き、、、なんかフワっとしてませんかね?w
「シェアキッチンで、シェアオフィスで、コミュマネやってます!」っていわえれて、けっきょくそれだけだと、そのヒト自身が、何やりたいのかが、なんかよく見えてこない。。。
ほんとは悩んでがんばって行動にうつしてる20代だから、ぜったい主体性がありまくりのはずなんです、でも主体性が見えてこない肩書。。。
「コミュニティマネージャー」っていうこの肩書がね、、、あんま良くないんじゃないかとおもってるんです。というのも、
現時点だと、コミュニティ作りって、つながり作りって、「目的」じゃなくてやっぱり「手段」だから。フワッとしてる正体、このへんかなとね。そんな思いをかいてみます。あくまで主観なので、ありからずw
①コミュマネという仕事はいつ生まれたのか
なんか、令和な最先端なお仕事として語られがちな感あるけども、20代前半のフリーランスさんは、保険屋さんとか、ファイナンシャルプランナーさんが、けっこう昔からコミュニティマネージャーをやってることを、いがいと知らなかったりするw
一流の保険屋さんは、なにやってるのか。
例えば、不動産屋さんとか建設屋さんとかを集めた名刺交換会とかを定期的に開いて、「あーこの人とこの人つないだら、相性いいかもなー」とか考えて、紹介したりしている。参加者のメリットはその業界の人脈ができたりするという点。
【目的】保険を売る
【手段】コミュニティつくる
そんな感じ。ただ、ネットで保険も選べちゃうし、シェアオフィスとかできて、SNSとかできて、つながり方が変わってきたところもあるので、一流の保険屋さんから、「保険」を抜き去った、そんなお仕事が生まれたというだけ。というようなイメージあります。
コミュニティは本来、「手段」として扱われていたところがる。
世の中から、お金がきえて、働いてても働いてなくても生きていけて、みんなハッピー。っていうような世の中が、まだ来てないんですw。そうなったたとき、社会問題も全部解決されて、お金儲けも考える必要なくなって、それでようやく「コミュニティ」が「集まるだけ」が目的にかわるとおもうんですよね。シェアキッチンもシェアハウスもシェアオフィスもけっきょくまだどれ一つタダじゃない。ゆえに、コミュニティに、何かしらのメリットを求めて、参加しているところはあるとおもうんです。
コミュニティは、つながりは、まだもう一息「手段」なんだと思うのです。
②CRO(最高冷蔵庫責任者)
話、飛びますねw
池袋で、商店街の中にある店舗付き住宅(元お寿司屋さん)をつかってシェアキッチン付きシェアハウスをやってみます。で、シェアキッチンなので、もちろん冷蔵庫を置くのですが、
「シェア冷蔵庫」なるものを、置いてみようとおもっています。
シェア冷蔵庫とは、
・災害で廃棄された野菜
・売れ残りで廃棄された野菜
・冷凍庫で放置されてるお肉とかお魚
が、集まる冷蔵庫を、町に置くことで、
食品ロスが減ったり、ご近所さんとシェアハウスの若者が仲良くなれたり、するかもといったプロジェクト
で、「シェア冷蔵庫」は、自分が掲げたプロジェクトではなく、そういう企画を立ち上げて、これからがんばってくぞっていう女子学生さんがいるので、CRO(chief refrigerator officer)、最高冷蔵庫責任者というかたちで、ご協力してもらいます。
じっさいにサルベージ・パーティ(ロス手前食材を持ち寄って食事会)とかも開いてみてて、すごいなって思う。
③ティール組織的な働き方を目指してみる
話、飛びますねw
ティール組織という会社のあり方。をご存知でしょうかね?
昔は、社長がいて、部長がいて、課長がいて、主任がいて、平社員がいた。昔は、、、じゃなくて、今の世の中の会社は、ほとんどそうだけどw
で、中間管理職が、テクノロジーに置き換わる職業ランキングの常連なのでw、おそらくは今後なくなってく。課長も、部長も、なくなるのなら、この人生のナゾの作られたチャンピオンズリーグは、どうなっちゃうの?ってなる人、このさきいったい何を目指してがんばればいいのよ?ってなる人、意外とたくさんいるのかもしれない。
で、とあるベルギー人が、今あるチャンピオンズリーグのない組織を調べて、あつめてとりあえず、ティール組織って、呼んでみてるというような段階の令和元年。
登場人物は、課長も部長もいない。
・アドバイザー&裏方
・プロジェクト発信者
・プロジェクト応援者
の主に3つ。プラミッド型△の側面図ではなく、2重丸型◎の鳥瞰図が、イメージわくかなとおもいます。
自分は、なんとなく自分の理念(ビジョン、ミッション、バリュー)に共感してくれるという前提条件はあるものの、「これが好き」、「こんなことやりたい」を各々が掲げて、プロジェクト化して、マネタイズ予測だけ軽くして、チャレンジする。そーいう組織で、やってみたい。
見たいのは、つまんない履歴書じゃなくて、わくわくする企画書だw。
よく、ティール組織って、なんとなくゆるいので、家族的な面倒見のよい組織と、勘違いされがちなのだけれども、反対語くらいに考えてる。
関わるヒトの、成長を願う。という点は同じものの、手とり足取り教えるというよりは、プロジェクト自分で掲げて、自分でぶん回してねっていう、崖から子を落とすライオンのようなイメージの組織が、ティールだと思ってる。
④ティール組織にしてみる本音のところ
ミッションとかビジョンが、おおむね親和性あるのなら、各々でプロジェクトとか理念掲げて、おのおの進もうよっていう、みんながみんな起業家みたいなチームが、
指示待ちタイプの人がどうしても生まれてしまう旧来の会社組織よりも、なんとなくエネルギッシュってのは、想像がつくとは思う。
プロジェクト応援者が集まらないプロジェクトは、勝手にしぼむからw、自然淘汰によりヒトもお金もリソースに絶妙にムダがない。ちっちゃい失敗経験がいっぱいある組織は、つよいはず。
という一般論はさておきw、なんでティール組織的な働き方をやってみるのか、本音のところを言っておくと、おれが、オッサンだからだw
たとえば、まったくおんなじ経験で、おんなじ思いで、まったくおんなじ理念を掲げてる、
30代オッサンと、
20代の女の子が、
いたら、どっち応援しますかね?おれは、おれは20代女の子を、応援しちゃうんですw
おれはおれで、今やりたいことが130個くらいたまっていて、自分なりにプロジェクト立ち上げて、がんばってやっては行くんですけどね。でも、おれががんばるよりも、若い子がんばってるほうが、応援したくなっちゃうんですよね。たぶん人間はそういう生き物なんですw。
ティール組織でいく理由は、本音は、オッサンである自分を信用していないから。同じような思いの若い人を応援したいから。
⑤コミュマネはいらない
いぜん、今後、採用するときに【学歴】も【職歴】もみないというようなnoteをかきました。
で、みたいのは、好きなこととかやりたいこと。ただいま商店街との親和性が分かる、企画書だなと。「履歴書」じゃなくて、「企画書」だなと。
応援したいのは、好きなこととか、やりたいことが、分かりやすい人。
ティール組織で考えた場合、各々の主体性が問われるんだと思うのです。そこが組織の生命線という感じ。
これから、シェアキッチンとか、シェアオフィスを、駅からちょっとはなれた商店街に、たくさんつくっていく予定の、会社ではあるのですが、「コミュニティマネージャー募集」は、やらないつもりです。
ティール組織は、自由はあるものの、主体性のないやつが、居場所をうしなっていく側面がある。そんな組織感。居心地のよさと、居心地のわるさを、たぶんはらんでる。やったことないけどw
ゆえに、コミュニティマネージャーなんていう、なんかふわっとした肩書きはこちらか用意しないつもり。企画書描くのも、マネタイズ描くのもちゃんと手伝うからさ、肩書きも給料も、なるべく自分で決めてくれよな。ゆえに、「コミュマネやりたい。誰かと誰かのつながり作りたい!」なんていう、フワッとした、肩書なんて、役割なんて、いらないって思ってる。
リアルを生き抜く、変な肩書を、一緒につくっていけたら、いいのになって思ってる。
以上。机上の空論でしたw
【まとめ】
コミュニティ作りは手段かなと
コミュマネという肩書いらない
履歴書いらない。企画書みたい
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