◆仕事が大好きなわたしも、社会復帰できるのか不安な日々
タイトルで済む、なんてことない話なんですが、同じ人はいるでしょうか。あまり感情がみえる話って好きじゃないんですが、珍しくしたためてみました。不安な気持ち。
元には戻れない
わたしが所属していた人事部は、わたしの産休取得開始のすぐあとに部署統合があり、現在は存在しない。
わたしがしていた仕事はそのまま統合後の部署が引き継いではいるが、それ以外の仕事も増えており、部門自体の役割や重視している点、業務の優先順位は異なっているはず。
産後一度、出社して上長などと面談をさせてもらったが、復帰まで時間があったことやコロナ禍ということもあり、復帰後の仕事内容や働き方について、具体的な話はできなかった。そして「元の部門もないし、統合後の部門への配属になるかわからない」と言われた。
意図としては、
「あなたの望む働き方が、統合後の部門でできるか保証はない。逆にその働き方ができる部門が他にあるならそちらに配属できるかもしれない」といったポジティブな内容のように受け取るべきトーンだった。どんな仕事だろうが、どんな部署だろうが、わたしはがんばれる。仕事というものも、今の会社も好きだから。
それでも、帰り道、自分の中で言われた言葉を反芻すると、どこか心に寂しく冷たい風が吹いた。
コロナ
時代に取り残されないようにと毎日字幕付きでみるニュースでは、テレワークとかテレハーフとか、新しい働き方の提言がされている。
この1年、週5回の電車通勤がなくなり、週5回の徒歩散歩に切り替わった。まぁまぁ郊外に住むわたしの行動範囲内では、どうやっても密になることが難しい。だから、都心に位置するオフィスへの出社は正直不安でしかない。
会社もそれを察してか「どうやって働いてもらうか、から考えないとね」と言ってくれた。
それでもやはり出社は免れないだろう。「テレワーク7割」を厳守できている会社なんてほとんどないそうだ。
二重マスクをする。昼食は壁に向かって静かに。電車を徒歩に切り替えられるところは切り替える。帰ったらすぐお風呂。
わたしは一体、予防策の中のいくつを、やり続けることができるだろうか。
時は進む
とはいえ、時間は刻一刻と進み、おちびは月齢を重ねていく。
もう「慣らし保育」という言葉を耳にしたり口にしたりしている。その中で「わたし本当に4月から復帰できるのだろうか」「仕事と育児、そして家事。うまくやっていけるのだろうか」答えの出ない不安は頭の中をぐるぐるぐるぐる。
でも知っている。答えは「やってみなきゃわからない」だ。
ダメだったら、諦める。どこか少し妥協すれば上手くいくなら、妥協する。
そうやってやっていくしかない。
しかし一番大切なものはブラさない。
おちびにとって母親はわたししかいない。主人にとって妻はわたししかいない。
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