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自分の中で大切にしてる軸

仕事をするうえで、「自分はこれをやる」という軸があった方が良いかと思います。というか方向性ということで、必ずそれぞれの考え・軸を持つこととなります。

若いときは売れるもの・みんなが欲しいものを商品化していく。というのが主な考えでありました。
今でもそれは変わりないのですが、主な中心軸は
「みんなが喜ぶ出来が良い商品をつくる」
となります。

企画の段階でどれだけの人が欲しがるのか。商売として数を出さないといけないのはわかるのですが、それより先に考えるのはこの商品欲しいよね?という願望です。
欲しいけど売れそうにない。受注数が集まらないのでは。と企画者は皆思いながらも、自分を信じて企画していくのです。

そして企画の立ち上げから原型UPの段階で、みんなが喜ぶ出来になっているかを最重視しています。

社内の棚に原型が置いてあると、様々な意見を聞けます。「ここを変えた方がいい」「ここは設定に合わせるべき」など意見があれば、基本的にすべて受け入れて調整します。
原型製作者側としてはたまったものではないのかもしれませんが、話をしてお互いに納得してもらいながら進めます。

少ない社内の人数が見て気になる原型では、発売したらもっと多くの人が見るのだからこそ、原型段階で違和感や意見あれば徹底して直します。

原型OK後の塗装も同じです。社内の人間が見て納得するところまでもっていくのも企画の仕事かと思います。

その結果が高評価に繋がり、会社への期待値UPへと繋がります。
自分以外にも他の社内の人や版権先など、確認したりすべてが思い通りにいかない部分も大なり小なり勿論あります。ただそんな中でもお客さんみんなが納得するのを企画し、確認・クオリティーコントロールするのも自分の仕事です。

販売数でいえば過去少なかった商材も勿論 沢山展開しています。
かといって量産品へのクオリティーを妥協することはしていません。

販売数が少ない=人気も無い=開発はある程度でも良いのではないか?というのも会社的にはアリの考えだと思います。他に専念する為にも。(発売しても実物を見るお客さんも少なくなってしまう商品。そこにチカラを注ぐよりは、他にやれることへチカラを回すという考え方も大事ではあります。)

ただ自分は上司にそう言われて「そうですね」と言いつつもクオリティーコントロールはどんな商品も均一に手を抜きません。販売数が少なかろうが多かろうが同じ対応です。
それが今の会社の地位に繋がっていると信じていますので。

「みんなが喜ぶ出来が良い商品をつくる」
シンプルながらもこのブレない軸を自分は持って今 進めております。
皆さんの軸は何ですか?

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