[お知らせ] OMO Timesから OMO D2C Timesへ

OMO Timesは、世界の新しい小売・コマースの形を紹介しつつ、日本における実装のありかたなどを発信してきました。

今のコロナ禍において”オフライン”での商業活動は極小化、あるいは凍結されているのが現状です。

オフラインの店舗や取り組みがオンラインと融合(マージ)し、顧客体験や行動データ取得のためにリアルを再定義して有効活用していく、というOMOの元々のコンセプトは、コロナ禍を経て、防疫などの観点での非接触化といった変質がありつつも、むしろ加速していくことになるでしょう。

そのOMO第二波は、4月末現在、再びの感染爆発の懸念を含みつつも収束ムードが広がっている中国が、やはりまた先陣を切ることになるかもしれません。

一方、OMO的な店舗展開をいち早く採り入れていたD2Cブランドは、特に米国の場合に顕著ですが、店舗関連スタッフを中心に目下思い切ったレイオフを進めているところが散見されます。

しかし一方で、食料品やヘルスケア領域を中心としたD2Cブランドの一部は、元々保有していたコミュニティや、外出自粛を余儀なくされている新たな潜在顧客に対して、プロダクトそのものの力とストーリー、そしてユニークなサービスで逆に売上を伸ばしているものもあります。

誰も予想していなかったほど不確実性を増した社会とその将来において、こういったOMOとD2Cの動きを逐次追うことは、アフターコロナやウィズコロナと巷間言われている世界でもしなやかに商いをしていくために必要だと考えています。

そのために、オンラインとオフラインの融合、コミュニティの新しい形、を変わりゆく時代に日々実践する事例から学ぶことが道標になると考え、「OMO D2C Times」として新たに情報発信をしていければと思います。

OMO D2C Times 編集部

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