D2C3.0の時代 / カニエ・ウェストがECを芸術に変える可能性、ほか
D2C2.0の時代の終焉と、D2Cモデルのこれから(The Drum)
20世紀半ばに誕生した、ニッチ商品の注文販売モデルをD2C1.0とすると、消費者のECに対する信頼性・アクセシビリティの向上と製品開発・材料調達の容易さを背景に2010年代半ばから続々と生まれたブランドたちはD2C2.0だ。
これらは1.0のミラーリングに過ぎないし、真の意味でのデジタルではない。3.0において、顧客はCustomerでありCollaboratorでもある。すなわち、顧客は、受動的なエンドユーザーとして製品を受け取るだけではなく、流通ネットワークの一つのノードとなり他の消費者を結びつけたり、企業とサービスのアイデアを共同で開発したり、流通ネットワークを自分自身のプロジェクトに利用したりするようになる。(The new DTC: delivering goods fast, with purpose | The Drum)
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カニエウェストが提案するアートとしてのオンラインショッピング(GQ)
先週、ラッパーであり、新たにGapとのコラボレーションを果たした(そして大統領選出馬を表明した)カニエ・ウェストは、自身のブランドECサイトYeezy Supplyのリニューアルの計画を発表した。目的は、Eコマースを芸術的なメディアとして扱うことだという。
ECは効率性に寄り過ぎており「Amazonで800ドルのジャケットを買おうとは普通思わない」。新しいECのビジュアルイメージは、アニメ「AKIRA」や医療用備品のウェブサイト、釣具店のウェブサイトなどから影響を受けたという。(Kanye West Wants Shopping to Be Art | GQ)
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