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葬儀終了

葬儀が終わり、無事父を見送ることができました

私は二人姉妹の妹なのですが、
姉は嫁いでいるし
私は離婚して旧姓を名乗っているので
私が喪主を勤めました

こじんまりと家族葬で
と思っていたのに
新聞のお悔やみ欄に載ったのを見た方が
150名ほど朝から参列してくださり
家族葬とは程遠い葬儀となりました(;^_^A

私は地元を離れウン十年なので、
存じ上げている方もほぼゼロで
喪主と言ってもご挨拶するのみ、
結局隣の席の母が対応することに

喪主あいさつは
仕事柄、人前で話すことは得意だから
問題ないと思っていたけど
いとこの僧侶が読経中に涙で声を
詰まらせたりしているのを聞いているうち

実際ごあいさつに立ち、声を出したら
泣けてきてしまい、
最後まで涙声になってしまった

でもあいさつはとても良かったと
母が喜んでいたので良かった
(参列者へ母をよろしくというメッセージ満載にしたので)

父の棺に大好きなものを詰めて
お花でいっぱいにして
最後に顔を撫でてから
皆で蓋をしたとき
もう父には会えないんだと思ったら
涙が止まらなかった

火葬場で父の棺が焼却炉に入り
扉が閉まるときは
声を出して泣いてしまった

その後、
住職・副住職のいとこに今後のことを
相談したり、現実的な話をしているうち
気持ちはすっかり切り替わり、
無事に葬儀は終わった

あんなに大きな父が
こんなに小さな骨壺に入っちゃうなんて
人間ははかないな

親族の葬儀って
人生の中ですごく大きな出来事

うまく言えないけど
人生のいろいろなものが浄化されるような
流れが変わるような感じがした

**********

今から22年前、
1月に祖母が亡くなり
当時結婚していた元夫との仲が最悪で
ケンカやトラブルが絶えず、
家に泥棒が入ったり、
元夫が仕事を辞めてきたりしているうち
10月に祖父が亡くなるという災難続き
人生のどん底状態だった

特に私は祖父が大大大好きだったから
すごくショックだった

友人に
「また私の味方がこの世の中から
 一人いなくなっちゃった」
と愚痴ったら、友人は

「それはちがうよ
 そんなにあなたを愛していた
 おじい様なら、
 きっと今のイヤなことを全部天国に
 持って行ってくれたはずだよ」
と言ってくれた

そうしたら、
本当にそうなったのだ

その年の暮れに離婚が成立し、
新しい場所で新生活を送り始めたら
仕事がどんどんうまくいき、
人間関係も変わり、
何をしても楽しくて仕方ない状態が
数年間続いたのだ💕

父もきっとそうしてくれる(ハズ)

22年前より
起きていることは複雑だけど
それでも整理はできるはず

そんな風に考えていたら
いつもは退屈な(失礼)
僧侶の読経が今日はすごく心にしみて
心が洗われるような気がした

うん、きっとこれからうまくいく!

葬儀って、
究極の人間性が表れるイベントだな

父が亡くなって
この数日間で、いろいろな出来事が起きた
私も覚悟を決めたことがいくつもあった

これらを忘れないよう、
また記録に残しておこうと思う

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