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P党

雨の日曜日。家にこもってあれとかこれとか。こういう休日もええのう。

PENTAX のソフトを使ったことなかったけど気が向いたのでインストールしてみることにした。K-3 の箱を引っ張り出して、CD-ROM を見つけた。

普段使っている PC にはディスクドライブがついてないので、外付けのを職場に取りに行って、つなげて。

Digital Camera Utility 5 というソフトを今さらながら。アップデートファイルはサイトからダウンロードして。
ついでにカメラもファームアップして。これまで一度もやってなかったのよね。

古い機種で撮ったデータも最新のカスタムイメージをあてることができるってことで、やってみたかったのよ。里びを。

RAW で撮ったやつを里びにしてみよう。

こりゃ、K200D で撮ったやつにもあててみたいなってことで、夕方の散歩は K200D にロシアンオールドの Helios 44-2 をつけて撮ってみることにした。
なかなか雨がやまなくて、遅くなってしまったけれど、ほぼやんで犬も行ってくれそうだったので、出掛けた。

CCD センサーの K200D にはちょっと光量が足りないかなって暗さだったので自ずと開放で撮ることになった。このあたりが古いデジカメよなあと思いつつ、それでも RAW だったら何とかなるものである。

古いデジカメで撮った画を里びで。ええんちゃうかな。気に入った。

今更ながら、RAW で撮る楽しさを味わっている。JPEG 撮って出し派だったんだけど、180度変わってしまった。
もう撮ったあとで現像するのが当たり前になった。

手を加えて、自然な感じに戻してやる、という活用になっている。一眼レフだと撮る時に見た映像はナチュラルなので、それとのギャップを埋めつつ、好みの風合いに。
OVF の一眼レフのほうが、自分には合っているのかもしれない。

だからといって、ミラーレスのおかげであれこれできるのも事実だから、両方楽しめるのがよいと思う。
どっちもええところがあるからね。Z6 の EVF は抜群だし、X の使い勝手もすばらしい。SIGMA fp も使っててめっちゃ楽しい。 

新しいカメラをあれとかこれとかそれとか持っているのに、わざわざこの K200D を使うのは、それだけの魅力を持っているからだと思う。
もちろんこれしかなかったらもの足りないのは間違いない。

デジイチをはじめて使ったときの機種が K200D だったということもオレにとっては大きな理由ではあるけれど、たまに出てくる何とも言えない雰囲気にとっても魅力を感じている。

オールドレンズのせいもあると思うけれど、日が沈む頃の曇った遠景を撮った瞬間にこれめっちゃいいんちゃうかなって思った。
天候のおかげだっただけかもしれないけれど。

CCD センサーは発色がいいとよく言われる。暗くなってきた中で撮ったゼラニウムもピントは微妙だけど気に入る一枚になった。

朝夕の散歩の時間帯は写真撮るにはいいのよねえ。

Helios 44-2 は 58mm F2 なので APS-C だと 35mm 換算 87mm の画角になる。それもあってこれを持ち出した。

雨に濡れた花はたまらんねえ。

このレンズと言えばグルグルボケだけど、そろそろ終わりかなと思って行ってみた藤でこのレンズらしいのが撮れて満足した。

ずいぶん暗くなってきたのでシャッターは低速で手ブレしてる。それがまたこの雰囲気になってるのかなと思う。

古いデジカメに里び、いいっすね。K200D もまだまだ現役やで。
PENTAX 党の一員やなあと思うわ。

面倒だだけど使うと見違えるアレな写真も生まれ変わって

HELIOS 44-2 58mm F2 / PENTAX K200D

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