ヘキサノン気分で
日曜朝はオールドレンズにしようってことでどれにしようか考えた。
最近あんまり使ってなかったのにしようってことで思いついたのがヘキサノン。
カメラは Z6 にしよう。
ヘキサノンの中でもしかしたら最初に手に入れたやつ。めっちゃ普通の標準レンズ。
KONICA HEXANON AR 52mm F1.8 を。
何でかよくわからないけど普通なのが普通に好きで。
オールドな風合いでサザンカとフウとモミジとナナカマドあたりを撮ろうってことで山へ。
いきなりこのレンズでよかったわと思った。
Z6 はオールドレンズ撮るのにほんまちょうどいいカメラやな。めっちゃいい。
オールドレンズであろうがなかろうがええカメラやからな。Nikon やもん。
EVF がめっちゃ見やすくてフルサイズで。たぶん Z5 もめっちゃいい。
そういう組み合わせで秋から冬になってゆく風景を楽しみながら、歩いた。
ここもモミジがだいぶ葉を落としながらもまだええ葉っぱが残っていた。
変哲のないオールドレンズのやさしい写りが好きなのよねえ。
Z レンズとは違うやわらかさを。
今朝は妻も一緒。運動不足なので、歩かないとな。
ここはピンクのサザンカが咲いてる。今朝はこのピンクがいいなあって話ながら眺めた。
庭の木と違ってスケールが大きい。
もちろん赤いサザンカも美しい。
フウも色が濃くなる葉とそうでもない葉がある。違いがどこにあるか知らない。
オールドレンズで撮るだけで、懐かしい雰囲気になる。
ほとんど足を踏み入れたことのないエリアに行ってみる。
建物は納骨堂だ。何となく、近寄ってなかった。
散歩に出る前にモロッコとフランスが勝ち進んだことを知った。
モロッコはアフリカの小さな国。今大会の台風の目だ。
ワールドカップのときくらいしかサッカー見ないけれど、勝負の行方が気になる。
散歩して写真撮って、ほどほどに仕事して暮らしている庶民が、ワールドカップだからって少しだけ関心を持つ。
関心を持つってことがいかに大事なはじめの一歩かということをあらためて思う。
カメラとかオールドレンズに関心を持つようになったきっかけが何だったかはすでによく覚えていない。
関心を持って、そこからハマるかどうかは次の話。まずは何かきっかけがないとはじまらない。
いいなと思って好きになって、そこから行動に移してやっと少しわかりはじめる。
スポーツや音楽は見たり聞いたりするだけで十分というかそれくらいしかできないけれど、写真撮るのは自分にもできそうな気がして。
あくまで趣味のレベルなので作品と呼べるようなものは撮れないけれど、楽しい。
近所を歩きながらこうして撮ってるだけで、十分なのよね。
ええ遊びやと思うわ、マジで。
帰ってきてから庭でも数枚撮る。
うちの庭で今いちばん存在感あるのはドウダンツツジかも。
ほぼ終わりのモミジも開放で撮れば何となく画になる。
ヘキサノン、いいのよ。安く手に入るし。
オレがこうして撮ってる写真が誰かのきっかけになったなら、そんなうれしいことはない。
それが今の目標だったりする。
サザンカが赤白ピンク咲き乱れ色づき落ちる葉とコラボして
KONICA HEXANON AR 52mm F1.8 / Nikon Z6
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?