突破口が見つかる「クロスSWOT分析」
1、SWOT分析で「強み」と「弱み」を把握する。
SWOT分析をしてみたことはありますか?
事業計画書をはじめ、市町村の計画書等にも登場するSWOT分析。
SWOT分析をすると、強みと弱みが見えてきます。
私が「フライパンで焼いたパン」を販売するパン屋さんを開業すると仮定して、SWOT分析をしてみるとこんな感じになりました。
①内部環境のプラス要素→「強み」を記入。
②内部環境のマイナス要素→「弱み」を記入。
③外部環境のプラス要素→「機会」を記入。
④外部環境のマイナス要素→「脅威」を記入。
それぞれを記入することで、強みと弱みが把握できます。
他に販売しているお店が無い珍しさが「強み」であり「機会」ですが、
種類が少なくて大量生産が難しいところが「弱み」。
そして、「脅威」として考えられることは、同じような「フライパンのパン」を販売するお店が開業することや、低価格で美味しいパンは沢山あること…。
※販売予定はありません(笑)
2、クロスSWOT分析することで、具体的な戦略が見えてくる!
SWOT分析で現状を把握した後は、具体的な戦略を考えていきます。
強みと弱み、機会と脅威を掛け合わせる事で、具体的に取り組むべき事が見えてきます。
先ほどのSWOT分析をクロスSWOTするとこんな感じになりました!
「フライパンで焼いたパン」の珍しさ・他にない「強み」と「機会」をいかしてSNSを活用する。
パンの種類が少ない「弱み」を逆手に取って、お客様参加型で季節商品を開発する。
誰にでも作れるという「脅威」をいかして「フライパンで焼いたパンコンテスト」を開催して話題をつくる。
防衛策としてLINE公式アカウントを開設して、リストマーケティングを強化する…。
こんな戦略が出てきました!
ゲーム感覚で分析してみると、思わぬ突破口が見つかるかもしれません。
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