見出し画像

宇都宮市における、主にtotraを利用したライトライン(LRT)やバスの割引・ポイント制度についてまとめてみた。


https://www.ic-totra.jp/

まず始めに、今回のnoteでまとめた割引・ポイント制度のほとんどが地域連携ICカード
totra(トトラ)が必要であり、ライトライン(LRT)やバスによく乗る方、宇都宮近辺に住んでいるの方向けの情報となることをご了承くださいませ。

目次を設定しましたので、気になる部分だけ読むというのも大歓迎です!
よろしくお願いいたします。


totra(トトラ)とは

ライトライン(LRT)やバスでしか使えないのではなく、Suicaと同じように使える地域連携ICカードです。
チャージ残額上限もSuica等と同じ2万円。
各所でチャージすることが可能です。

チャージ(入金)

https://www.ic-totra.jp/use/#charge

それなら、モバイルSuicaで良いじゃんと思ったそこのあなた!
totraで関東バスやライトラインなどに乗車すると運賃支払い額の2%分のポイント(交通ポイント)が貯まるんです!
交通ポイントは、最後に交通ポイントの付与・利用があった日から1年間という有効期限こそありますが、支払い運賃額以上貯まると、自動的に利用されるというのもとても便利です。

交通ポイント制度

https://www.ic-totra.jp/service/

オートチャージ

https://www.city.utsunomiya.lg.jp/kurashi/kotsu/kokyo/1026231.html

さらにビューカードを利用したオートチャージに対応しているというのも嬉しい点で、モバイルSuicaなどでオートチャージを利用されている方はわかると思うのですが、これが本当に便利なのです!https://www.jreast.co.jp/card/function/autocharge/use_suica.html

そして、JRE POINTに登録できたり、新幹線eチケットやタッチでGO!新幹線にも使え、完全に記名式Suicaと同じように使うことが可能なのです。
万が一のことでJR線の定期券を載せたtotraを再発行するとなったときには、totora事業者に行かないといけない点だけは注意が必要です。

ここまで読んでtotraを発行したくなった方は下記画像の窓口へどうぞ!

totra取扱窓口


割引・ポイント制度を5つ紹介

①ライトラインとバスや地域内交通の乗継割引制度

totraを利用して60分以内に乗り継ぐことが条件となっています。
Suica・PASMOなどその他の交通系ICカードでは適用になりません。
不足額を現金で支払った場合も適用されないので注意が必要です。

例えば、宇都宮駅までバスで行き、60分以内にライトラインに乗り換え、宇都宮大学陽東キャンパス(ベルモール前)に行くとすると…
通常運賃が150円のところ、100円が引かれるので、ライトラインに50円で乗ることができます!


②バスからバスへの乗継割引制度

本日(2024年7月5日)スタートということで、私がこのnoteを書くきっかけとなった制度です。
前述の乗継割引と似ており、totraを利用して60分以内に乗り継ぐことが条件となっています。
Suica・PASMOなどその他の交通系ICカードでは適用になりません。
不足額を現金で支払った場合も適用されないので注意が必要です。

割引額は
大人:200円
小学生・障がい者(身体・知的・精神):100円
となっており、個人的にすごいと思ったのは画像の文章の「なお」以降でして…
2乗車目の運賃が200円未満の場合は、実際の運賃額を割り引きとなるということてす。
(例)2乗車目が190円の場合、190円を割り引き。
と2乗車目のお支払いは0円になるのです!


③福祉ポイントなど

・高齢者外出支援事業
詳細はこちらのリンクを参照してください。

前述のtotra取扱窓口において、無記名totraをお持ちの場合、記名化手続きをするか、totraをお持ちでない場合、記名式totraを事前に購入しておく必要がある。
市の窓口で記名式totraの発行申請を行うことも可能だが、その場合、申請してから受け取りまでに1か月程度かかる。

申請窓口がバスやライトラインの窓口ではなく、以下の市の窓口であること。
・高齢福祉課(市役所本庁舎2階D8番窓口)
・保健と福祉のまるごと相談窓口「エールU」
(市役所本庁舎1階A18番窓口)
・各地区市民センター・出張所
上河内地域路線バスは上河内地区市民センター、きよはら地域内公共交通「さきがけ号」は清原地区市民センターのみの取扱い。

上記のことなどに注意が必要です。

・精神障がい者交通費助成事業
詳細はこちらのリンクを参照してください。https://www.city.utsunomiya.lg.jp/kenko/shogai/teate/1026580.html

前述の高齢者外出支援事業同様、記名式totraが必要であること。

申請窓口がバスやライトラインの窓口ではなく、市の窓口であること。
totraへの福祉ポイントの付与による交通費助成を希望する方は市役所1階障がい福祉課にて申請受付。

上記のことなどに注意が必要です。

それぞれ10000円分、最大12000円/年相当分とかなり額が大きいので、対象の方は申請をおすすめします。


④ライトライン・バス連絡定期券購入支援制度

詳細はこちらのリンク先の日本経済新聞の記事を参照してください。

通学定期券は割引額も大きいとはいえ、金額はかなりなものになるので、購入額の3割を補助というのはありがたいですね!
市内に住む小中高・大学生に適用、上限額なし。
宇都宮市の電子システムで7月25日から申請受付開始予定。
定期券の料金や区間、期間を確認するため定期券購入時に発行される控えが必要となる。
ということなので、対象の方は要チェックです!

記事公開時点の宇都宮市のホームページはこの状態でしたが、近日中に更新されることでしょう。


⑤バスの上限運賃制度

こちらは前述の2つの乗継割引と違い、totraだけでなく、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードでもお支払いの方が対象なので、宇都宮市に観光や出張で来た方も恩恵を受けることが可能です。
ただし現金で支払う場合は対象外です。

画像内の文章でも赤字になっておりますが、
宇都宮市内で乗車・降車する場合に適用
で宇都宮市域を超える場合は通常運賃になること
適用時間が全日(平日・土曜・日祝)の9時~16時(降車の時間で判別)

ということには要注意です。

こちらのリンク先のページからPDFがダウンロードでき、市役所交通政策課、地区市民センター、出張所などで配布されている「宇都宮・芳賀バス路線マップ」の薄黄色で塗られた部分内のバス停が、対象となる市内バス停です。
宇都宮駅西口から乗車すると約20km、運賃にして1000円を超えるようなバス停も対象となり、それが400円になるってすごくないですか?!

以上5つの割引・ポイント制度の紹介でした。
いかがだったでしょうか?
ここまで読んでくださりありがとうございました!
totraを発行したくなった方は下記画像の窓口へどうぞ!

totra取扱窓口(再掲)

いただいたサポートは快適に生活するためのアイテムの購入に使わせていただきます┏○ペコリ