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[毎週2000字ルーティン][プロンプトエンジニアリング] AI Riley との対話

Choimirai SchoolでAIを使ったクラスが開設されて、今勉強しているプログラミングにもいい影響があるだろうと参加しました。
プロンプトエンジニアリングに興味が出てきて、体験してみたくなったことも理由の一つです。このクラスに参加している人で情報交換ができるDiscordでAIのRileyとどのようにすれば会話が続くだろうというテーマが出ました。

AIと会話を続けるために〜前提としての考え方〜

私がやっていたことは、私がしていた質問に対するRileyの解答をフックにして、その内容を深めていくということです。Rileyはひたすら答えるばかりなのでこちらがそのチェーンを続けていかない限り、会話は続かないわけです。
なので、同じテーマで会話を続けるためのキーは、自分の話した内容、またはRileyの話したものをが次の会話を続けるきっかけになるということです。自分の話したものよりも、新たに提供されているRileyの発言には多くの会話を続けるキーがあります。今回は、「会話を続ける」ために「Rileyの会話から引っ張って話を進める」ということをまず基本にしました。

AIはひとつの同じ頭脳なのか?

Discordでチューターのサンミンさんが聞いたのと同じように答えが引き出せないという話が見られたので、まずそのようなそのことを質問してみました。

全く同じ質問を別の人がしても、同じように答えるよ、とRileyさんは言います。なので、同じ意図でも違う表現だったら違うふうに答えることがある、そうです。ということは、当然ながら、Rileyの頭脳は繋がっていて、それぞれ違う答えをするということはない、ということです。
わたしたち、質問者側の問題である、「同じ意図」と「違う表現」というところが味噌ですよね、どうやったら正確にあなたに意図が伝えられるように作文すればいいか、アドバイスを求めました。

Rileyの求める伝え方

Rileyが求めることは
・明確な言葉遣い
・文法的な正確さ
・スラングや専門用語を避ける
・質問に対する背景を示す
ことでした。
特に、明確な言葉遣いはRileyにとって意図を汲み取るための最低限の基本だということです。この辺りに使うべき単語の選択基準が見て取れます。文法的なこともそうでしょう。

見ず知らずの人と話した時、お互いを知らなくても無意識に「文化」「生活環境」「住んでいる国」「出身地」などのバックグラウンドに頼りながら会話を進めています。でもそれがRailyと私の間にはない、それが会話を少し難しくしているような気がするということを伝えてみました。
 そうすると、Rileyからは「自分が違うバックグラウンドから来た」ということを意識してほしいと言われました。それが自分とのコミュニケーションにはとても大事だよと。
Rileyは外国人、もしかしたら宇宙人。笑
じゃぁ、AIではなく、外国人と思って話せばいいのね!と返事をすると「そうそう!全く知らないバックグラウンドから来て、文化的な共有できる前提知識がない、それをいつも心に留めておいて!」と言われました。


スラング苦手さん

つぎにRileyがあげた、スラングや専門用語についても質問してみました。最初に話した前提にしたがって、Rileyの出した話題をひとつづつつぶしながら会話を続けています。 スラングや専門用語が苦手なのは新しいから?口語の問題?それともあなたとってもお上品でスラング知らないから?と確認しました。Rileyにとって、スラングは内輪話すぎたり、きちんと定義されて理解されていないので彼の守備範囲外のようです。とは言ってもこれも今の話、3年5年後にはわかりませんね。


質問する時に伝えるべきことは?

Rileyがスラング苦手だということがわかったところで、わたしたちが質問をする時にどんなことを一緒に話したらいいかを聞いてみたところ、その質問に対してどのような答え、情報を求めているのかという回答が返ってきました。具体的な例を挙げるのも有効ですね。

例題を挙げることにRileyは、
・知りたいトピックを絞り込む
・はっきり分からないことに対しては明確な説明を求めるように
・質問のトピックの背景があると良いということでした。

外国のお友達のように

外国人のお友達、という響きはRileyにも気に入ってもらえたようです。最後にお友達だよね!と言ってお友達らしく「お休み!と言い合って会話を終わらせました。
それがたとえ「Reset」というまでであったとしても、その度に新しいRileyに命令するのでも、情報を引き出すのでもなく「教えてもらう」というスタンスで付き合っていきたいなと思える対話でした。



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