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Roam researchやLogseqで培ったデータベース思考

情報管理にあまり興味がない方は聞いたことがないかもしれませんが、数年前からRoam resach というデータベースを使いだしました。使うサポートをしていただいている、サンミンさんの言葉を借りると、

簡単にいうと、いろいろと手軽に書けるメモ帳。 同時に、自分の代わりに情報のつながりを記憶してくれる強力なデータベースです。

https://note.com/sangmin/n/n7b723cf64bca

勉強や仕事のキーワードや日付にタグをつけておき、それをデータベースがその記録を繋げてくれるのです。

同じ機能で使い勝手の良い、Logseqに最近鞍替えをしましたが、要は自分の頭の中のデータをリンクさせていくということです。

具体的な使い方やどんなに素晴らしいかということは、先ほど紹介したサンミンさんのnoteが素晴らしいですし、何をどうしたらいいかわからない方はサンミンさんのサービスをお勧めします。

このデータベースの素晴らしさや使い勝手ではなく、今回はそれを使うこと以外で生まれてきた変化という話をしようと思います。

数年前から、体調と体を動かすことの関係を考えてきました。体の凝りや歪みが身体に起こす不調というのもそれにあたります。
いろいろな実践を重ねてきて気がついたことは、「問題のあるところ以外に原因があることがいかに多いか」ということでした。

腰が痛いのは足首や膝が固まっていたりすることだったり、数々の不調は肋骨の辺りがうまく動かせてないせいだったり。そうそう、原因不明の頭痛や肩こりの原因が歯にあったり、歯の詰め物のせいだということもよくあります。

問題点と改善点が違うとき、どうやって場所を特定し、解決に導くのか、ということがキーになりますよね。

例えば絵を描くときに「どこから手をつけようか」と逡巡します。
人から描くのか、大きな建物から描くのか、いやはや隣の木々を描くのか・・・。何がキーになるかわからなければ最初の一手が出ません。

日本一の顔相家と言われる水野南北 は、見られるのなら顔だけではなく体の細部まで事細かに見るよう心がけていたと記されています。

全体の中の部分、というふうに事象を観察するのか、その部分だけを見るのかで、物の見方は全く変わってきます。

Roamのような脳内データベースの可視化は、全体像を把握できなくてもそれが自分の頭や経験値の中でいつか繋がっていくという感覚を自分の中に持たせてくれると考えて良いと思います。

細部ばかり見て全体が見えてないと、細部のクオリティーは高いが全体で見るとイマイチ、という製品ができがちなのもそういう部分だと思います。

いつかどこかで何かと繋がると思って物事にあたることを、「データベース思考」と名づけてみたいと思います。

私が体得しつつある、「データベース思考」の具体例については残り5分では到底かけそうにないので、次回に回そうと思います。
何せこの「データベース思考」という呼び名すら今思いついたのですから、もう少し上手く表現できるように考えてみます。

1254文字
26、5分

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