インバウンド マジック: 観光立国タイ・アンパワーの軌跡 ー 地方から世界へのステージー 1 (Digital Bridge Books) 馬場陽子著 #アンリミ読書
今月はNotion関連の本をご紹介していましたが、自分の本が出たのでご紹介させてください。
自分で書くよりも、Xにいただいた感想で素晴らしくまとめていただいていたので先にそれをご紹介させてください。
今回の本は、自分なりの分析や経緯を説明するためにある膨大な前提を丁寧に書いたパートになります。読んでいただくための読者との「共有できている概念」が本当に少ない、そこが本書のネックでした。ですので、「どうしたら共有できるか、似たようなイメージを持っていただけるかということを考えて考えた構成でした。
信頼性としての自分の経歴、なぜタイなのか、なぜアンパワーなのかを語らないでは本書の信憑性自体に問題が出ます。そこからスタートし、地域の紹介をしながら、キーパーソンとなる人との出会い、すなわち私が最初にアンパワーに訪れてから最初の頃の話で異なる属性のキーパーソンの地位を出会を通じて描くことでアンパワーという土地にも興味や親しみを持ってもらえるようにと配慮しました。
最終章である8章にアンパワーの観光地としての成長を示すデータを俯瞰することで、次巻への繋ぎとしました。
私はこのアンパワーの成長が日本の地域創生の一つのモデルとなりうるという気持ちを強く持っています。その軸をぶれさせない形でしかも執筆に中弛みがないようにする、必要なことを全て文章にして出すことができるというKindleの強みが生かされると感じています。
タイが好きな方、少し昔の通訳業界(マイナー言語)の一端を垣間見たい方、観光業界に関心のある方や地域創生を目指されている方に是非手に取っていただければと思います。
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