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自己紹介

はじめまして。
読んでいただきありがとうございます。

兵庫県南部を拠点とし
蜜蜂視点の養蜂を心掛ける養蜂家「おものか」です。

自然環境保護に関心を持ったきっかけ

私にとって養蜂は自然環境保護活動の一環という認識です。
そして自然環境保護に関心を持ったきっかけは一つの動画です。
下の動画は全世界で約6000万回再生されているアニメーション。
動画の概略は、人間が様々な自然環境を破壊しつくし、その先の未来を見せるという啓発的な意味を感じる動画です。

この動画を観た後に思ったこと。
私はこれらの環境破壊が起こっている事を知っていましたが、環境を保護するような活動は何もしていませんでした。
知ってはいるけれど何もしない、見て見ぬふりと変わりません。

例えばペットボトル飲料の購入や、農薬や除草剤をふんだんに使った野菜を買う事など環境破壊を生む産業に依存して生きていることは、むしろ環境破壊を助長している側なのかもしれません。

そして自然環境保護に繋がる何かを始めてみようと思い、自分にできる自然環境保護活動とは何だろうと考えました。

最初はペットボトルの飲料をできるだけ買わないようにしたり、分解に400年以上掛かると言われているプラスチック製品を買わないようにするなどの不買から始まり、無農薬栽培の野菜を選ぶなど、自分の生活を少し変えるだけでできることをいくつか実践してみることにしました。
とはいっても、「絶対にプラスチック製品を買いません!」と極端に考え方をシフトするのではなく、買う前に本当に必要なものなのかということを考えてから買うか買わないか決めるようにソフトに考え方や生活を変えることから実践しました。

こんな考えを持ちながら生活してみると、自然と自分の周りには次世代の健全育成や自然環境保護活動に取り組む人たちとの接点が増えていきました。人間関係では本当に恵まれ、たくさんの学びもいただきながら、たくさんの方々の想いに触れました。

そんな環境下で私が自然環境保護活動をするにあたり、その先でどうしたいのかを考えたところ
「次世代の子どもたちに綺麗な地球を繋げ、健やかに生きてほしい」という答えが出ました。

養蜂を始めたきっかけ

自然環境保護活動に関して自分なりにしたいこと、できることを整理した結果、養蜂に辿り着きました。

世界の食料の9割を占める100種類の作物種のうち、7割はハチが受粉を媒介している

国連環境計画(UNEP)アヒム・シュタイナー事務局長

蜜蜂が存続するか否かは、未来の子どもたちも大きな影響を受けます。
世界中で減少し続けると言わている蜜蜂を守る為に自然環境を守ることは、未来の子どもたちを守ることに直結すると考えています。

蜜蜂達は農薬や除草剤など人間の影響を受けて減少しているデータも世界中で発表されています。
なので蜜蜂達が生きていけるように自然を守ることは、子どもたちを守ることにも繋がります。

「人間視点ではなく、蜜蜂視点で自然を視る」

運よく私はこういう考えを持つ養蜂家の師匠たちと出会うことができました。
養蜂家の師匠たちから教えを享受し、人の健康にとっても、地球の環境にとっても良い養蜂を目指したいと思う様になりました。
そして現在は、蜜蜂視点の養蜂を志として持つ「自然スタイル養蜂家」として活動をしています。

自然スタイル養蜂の特長

  1. 余剰分のみ採蜜

  2. 給餌しない

  3. 非加熱

  4. 混ぜない

  5. 明確な採蜜日

  6. 積極的に農薬、除草剤を避けた自然環境

  7. プラスチック容器を使わない

養蜂業界の現状

日本国内だけでなく海外の養蜂場も「業」とし営利を求める事業として振り切ってしまっている養蜂場が多いと感じています。
養蜂場は主に蜂蜜を販売することを生業としています。
利益を求め過ぎる養蜂場や販売会社は、農薬残留の数値が出た蜂蜜でさえ、知ってなお販売してしまったり、蜜蜂達を屋外へ解放せずにただ砂糖水漬けにして造り出す蜂蜜を採蜜して販売しているところもあります。
また数年前に採れた蜂蜜をあたかも今年採れたばかりの蜂蜜のように販売する養蜂場も少なくありません。
そしてそれらの蜂蜜は特に差別化されることもなく、商品棚やオンラインストアに並んでいます。

一消費者として思う事

蜂蜜の味は一期一会だと思っています。
別の養蜂家さんが採ってくださった蜂蜜は間違いなく私の採る蜂蜜とは味も香りも色も後味ものどごしも違います。
蜂蜜好きなので他の養蜂家さんの採れた色んな蜂蜜を食べてみたいです。

私は養蜂家依然に一人の消費者として、どのような蜂蜜なのか知ってから購入させていただき、蜂蜜を楽しみたいという希望があります。
また「この蜂蜜を採ったのはどんな養蜂家さんなんだろう」と養蜂家さんの人柄を知ることも楽しみの一つでもあります。

今後のおものかの養蜂活動

■花畑プロジェクト
地方では過疎化や農地所有者の高齢化により耕作放棄地が増えています。
草刈りなど田畑を管理するのが大変で手放したいと思っているご年配の方も多くいらっしゃいます。
そんな耕作放棄地を耕し蜜蜂達の蜜源になる花畑を増やす活動を始めました。
町村の景観も良くなることが見込め、かつ緑肥になる花種を選びました。
2023年、実験的に始めてみましたが、もし上手くいけば来年以降さらに拡大していきたいと考えています。

■蜜蜂オーナープロジェクト
巣箱や蜂群を複数人で購入していただき、お世話は私がさせていただくというプロジェクトです。
蜜蜂のお世話をしなくても、養蜂に関わることができます。
蜜蜂の様子はSNSを通じてお伝えさせていただきます。
採蜜日には巣箱の場所へ招待させていただいて、直接巣箱から採る蜜を瓶に詰めてお持ち帰りしていただけます。

このように養蜂活動を
花畑プロジェクトで地域拡大を
そして蜜蜂オーナープロジェクトで関わる人数の拡大を期待しています。

プロジェクトに関わりたい方

もしプロジェクトに関心を持っていただけた方は

onc8enterprise@gmail.com

までご連絡ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


おものか


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