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タンゴはうたう

タンタン タンゴはピュアすぎて
言葉からはなれてひとりになった

とおくとおくの むかしの記憶
音にはならず 石碑で踊る絵になった

いつしか おもいを伝えるために
月にも 星にも 風にもなった

く とも ぶん とも 仲よしだけど
ひとりになりたいときもある
きみを傷つけるのが こわいんだ

あの あかちゃんの初めてのタンゴ
まわりのみんなは えがおになった

この ぶんめいが 消えたとしても
あなたの 名前は タンゴのまま

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