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カウンセリングの難しさはどこにあるのか

上記の記事でカウンセリングの内容は書きました。基本的に私はいつもこの形式でカウンセリングをやっています。

今回は、難しさを感じるポイントについて書きます。

カウンセリングの難しさというのは、他人を理解する難しさと言い換えて良いと思います。「話を聞いてもらえたことで心がスッキリした!」と言っていただくことは嬉しいですが、こちらとしては、クライエントの思考にポジティブな感情をなるべく多く残したいという気持ちがあります。

ですから、相手の気持ちをポジティブにすることを意識するわけですが、相手を変えるのは基本的に無理です

しかも、相手の思考や感情は眼に見えません。

対話では、振る舞い、表情、言葉でしか相手と接点を持てないのです。そんな状態で相手の感情とニーズを言葉にするのは、難易度が非常に高い行為だと思います

人間がコンピュータに指示するように、細かく細かく問いを投げることもできますが、そんなことをしたら問い詰められたと感じて反発されます。

対策としては、辛抱強く話を聴いて、頭ごなしに決めつけず、「○○のように見受けられますがいかがでしょうか?」と寄り添う質問をして、相手の心が開けるのを待つことしかありません

感情とニーズの言語化は、話を聴いて聴いて聴き抜いて初めておぼろげに見えてきます。

私は何度も失敗しますが、失敗を恐れずに辛抱強く問いを続けることで何とかやっている感じです。

人は人の気持ちを読めません。エスパーではありませんから。だから辛抱強く聴くしかないのです


私とのカウンセリングに興味を持たれた方は以下をチェックしてみてください。

読んでいただきありがとうございました。

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