成功循環モデルから考える1on1
1on1とは不思議な仕組みである。目的は設定されておらず、状況だけが設定される。
「部下の成長」のために1on1を使うことが一般的で、上司は話を聞く、もしくはアドバイスを与える役だと言われる。
でも、部下の成長だけが目的ではない。上司が部下と関係性を作ることも可能である。1on1は状況だけが定義されており、目的は定義されていない。やる側が、それぞれ考えればよいのだ。
「成功循環モデル」では関係の質から向上させることが大事だと言われる。そのためには、上司から歩み寄ることが重視される。上司から歩み寄るために、上の記事ではフィードフォワードという仕組みを紹介している。
1on1は、状況だけが定義されている。上司が話してはいけないわけではない。上司が聞き役に回らなければならない理由はない。部下の話を聞くだけでなく、フィードフォワードで自己開示して良いのである。
1on1は、状況だけが定義されており、目的は定義されていない。1on1のあとに爽快感を感じ、互いに前向きになることができれば、とても良いことだ。1on1のあとに一緒にふりかえりをすることは、互いに前向きになるための手法だ。
もっと自由に1on1を楽しもう。
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