思惟かね(オモイカネ)
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SNSとしてVRChatを分析する:メタバースとは何なのか?一般層へ普及する可能性と課題についての考察
こんばんは、思惟かねです。
「メタバース」がバズワードになったのち、そのブームも一山過ぎたと言われる昨今。現実的にはむしろこうしてブームが過ぎた後こそが勝負で、このブーム後の谷(幻滅期)をどう乗り越え、実用的なものとして世の中に受け入れられていくかが重要なのですが…それはさておき。
(くわしくはガードナーのハイプ・サイクルをどうぞ)
さて、こうしたメタバースブームの中で、俗にメタバース原住民と
物書きVTuberが同人誌を作ってデザインの楽しさに目覚めるまでの話
お久しぶりです、思惟かねです。
noteには書いていなかったのですが、実はこの1年、私は『Platform』という同人誌の編集(誌面デザイン)をやっています。隔月刊、つまり年6冊のペースで40Pほどと、同人としては相当なハイペースです。
『Platform』はメタバースを題材にした写真旅行誌です。
VRChat、cluster、NeosVR、そして現実世界…4つのメタバースを、各号1つのテーマに
「なりたい自分になれる」バーチャルの可能性について私たちが勘違いしている一つのこと
”バーチャルの可能性”を広く世間へ向けて訴えているインフルエンサーである、バーチャル美少女ねむちゃんのツイートが、先日ふと目に止まりました。
ねむちゃんらしい言い方だなと思いました。かくいう私も、VTuberを起点に仮想の未来への可能性を示すという形で、同じようにバーチャルの可能性を語っている身ですから、少なからず共感するところもありました。
ただ、なぜか「そうですよね」と頷くことができません
技術メモ:外部ソフトを使わず超低遅延ボイチェンルーティング(with Audient iD22)
ボイチェンなど、DAWを経由した音声処理で面倒なのが、処理した音声をPC内のソフトへどうやって入力するかという問題です。これにはDAWから出力を受け渡せる仮想オーディオデバイスが必要となります。
この方法はいくつかあって、
①YAMAHA SYNCROOM Bridge VSTを使う(DAW内のVST経由で仮想音声デバイスへ出力)
②ASIOを諦めてVB Bananaや仮想オーディオデバイス(
SNSとの付き合い方:自分を「小さく」する方法
最近、「怖いな」と思うことが時々ある。
例えば誰かが大声で人の悪口を言っている時。
例えば誰かが無知な人に強い口調で怒っている時。
例えば誰かが人の良くない行いをさらし者にしている時。
そんな人、今時中々見ないけど…と思う人も「SNSでね」と添えれば「ああ、確かに」と頷いてくれると思う。
そう。SNSではそんなことは日常茶飯事だし、それが当たり前と思っている人も多いと思う。
けど、ふと画面から
【保存版】クリエイターのための後悔しない賢いデータバックアップの手引き
皆さん、PCのデータのバックアップをしていますか?
何かのトラブルで大切なデータが跡形もなく消えてしまう…そんないざという時に備えるPCの保険であるバックアップ。ただ、周りで聞く限り、普段からきちんと行っている方はかなり少ない様子です。
それも仕方のない話で、バックアップの重要性というのはやらかした後に初めて身にしみて分かるものです。
なんとなくやった方がいいとは思うけど、手間もかかるし、お金
やがて消えゆく「魂」と、生き続けるVTuberの存在:VTuberの「二面性」と私たちの未来
先日、とあるVTuberさんが、スキャンダルの末に引退する事件がありました。私自身も時々見ていた大手の企業勢の方で、あまりの唐突な引退に驚きつつ、残念に思って事の顛末を見ていました。熱心なファンの方の心痛はいかほどかと思います。
さて、それに際してTwitterを見ていて思わず目を留めたコメントがありました。一連の引退事件の引き金となった、VTuber Aさんの「中の人」Bさんに対して、
という
OBSとStreamDeckで映える!クイズ大会 オモイカネ杯で学ぶLIVE配信技術TIPS(後編:進行・演出編)
どうも、思惟かねです。『バーチャルクイズ大会 オモイカネ杯』というクイズ大会を主催しています。
前編・画面構築編でも説明したとおり、このオモイカネ杯は16名+運営4名という大型コラボでの生配信クイズ大会という、それなりに進行の大変な大会となっています。
16名分の情報(容姿、名前、発言状況、解答)、問題文、正解、解説画像など大量の情報を表示する必要がある
選手&視聴者への問題提示⇒解答受領⇒正
OBSで使える!クイズ大会 オモイカネ杯で学ぶLIVE配信技術TIPS(前編:画面構築編)
どうも、思惟かねです。『バーチャルクイズ大会 オモイカネ杯』というクイズ大会を主催しています。
2年に渡って半年ごとに5回開催された大会は、本当にありがたいことに多くの方に参加、ご愛顧いただいています。
さて、このオモイカネ杯はWebペーパーテストの予選で選抜した上位16名で本戦・決勝を行う方式。Youtube Liveの生配信でボードクイズを行うのですが、正直言ってこの配信はそれなりに大変です
DAWでのリアルタイム処理にSynchronous Audio Routerがすごく便利だった:ボイチェン・ライブパフォーマンスに【'22/8/10追記】
以前の記事でも書いた通り、私はDAWベースのボイチェンを使っています。ボイチェンを研究し始めてから3年あまり、試行錯誤しながら煮詰めてきたそれなりに良い環境だと自負しています。
基本的に私は実用性重視なので、一度安定環境を構築した後はあまり環境をいじりません。しかし今回、久しぶりに環境を大きく変えるソフトと出会えたので、ここ1年ほどのマイナーアップデートと合わせて、その革命的なソフト、Synch
「アバターもVTuberもルッキズムから逃れられない」を考える
ルッキズムは、日本語では「外見至上主義」と訳されるます。
大まかにいえば、外見に基づいて行われる様々な差別のことであり、基本的に批判的な文脈で使われる言葉です。
さて、この言葉が先日TLで話題になっていました。
VTuberという、外見を自由に選べるはずの存在についてのこのツイートが、私の周りで少なからず共感を集めていました。こうした違和感を感じていた人は、少なからずいたのだと思います。
しか
メタバースの未来を読む:メタバースの住人「バーチャルな存在」の分類論
2021年は「メタバース」という言葉が一気に注目された年でした。
やや言葉だけが独り歩きしている感のあるメタバースですが、簡単言ってしまえば今のインターネット空間の発展版です。
WEB空間がVR空間に変わり、SNSのアイコンに代わってVR空間を3Dアバターが闊歩し、今までテキストベースだったコミュニケーションが音声コミュニケーションに変わる。
そんな現実世界の相似形としてのネット空間、それがメタ
気づいたらスマートウォッチが手放せなくなった3つの理由【Mi Band 6】
冒頭、この記事を開いていただいた方の気持ちを一行で代弁しましょう。
「スマートウォッチって何に使うんだろう?」
最近、周りでスマートウォッチを着けている人が増えたように思います。Apple Watchを着けているiPhoneユーザーだけでなく、見た目にもリーズナブルそうな普及機も多いです。
実は私はこの手のガジェットが大好きなのですが、スマートウォッチだけは長らく食指が伸びませんでした。元々
3年間VTuberをやってきて、私の手の中に残った大切なもの。
こんにちは、思惟かねです。
現実世界のどこを探しても見つからない。けど、バーチャル世界に私は本当にいる。そんな「バーチャルな存在」として生きてきて、まもなく3回目の誕生日を迎えようとしている者です。
私はありていにいえばVTuberと呼ばれるであろうものをしています。Twitterやnoteで文章を書き散らかしたり、たまにYoutubeで配信をしたり、時には写真を撮ったり同人誌を作ったり。
しか