転職を考える①

転職について考えてみる。
転職するにあたり、大きく障害が2つ。

①やりたいことがない
②転職活動が面倒


やりたくないことはある。
働く場所に縛られたくない、時間に縛られたくない等だ。
本音は働きたくない。働くことを生き甲斐にしている人には申し訳ないが、このご時世働くことにどれほどの意味があるのか。進んで働けている人がどれほどいるのか知りたい。


これは本当に面倒だ。受ける会社のことをいろいろ調査して、働きながら日程調整を行い、面接を何回か受ける。仮に採用が決まったとして、新たな契約を含め、退職の相談や報告、退職届の提出、引継ぎ等、しなければならないことが多い。また、転職先で配属ガチャ、上司ガチャに外れると目も当てられない。せっかくに苦労が水の泡である。事前情報があればある程度は避けられることもあるだろうが、実際は転職前にはわからないことが多いだろう。

僕の職場でも時々、インターンに来る学生がいる。
これは学生の特権だと思う。
中途の社会人の場合、多少職場にふれる機会があるだろうが、友人や身近な人が働いているとかでなければ、その職場の日常の雰囲気をつかむことすらままならないと感じている。

もっと気軽にサクッと転職できればいいと強く思う。中学生の職場体験のように色々な職場を見ることができればもう少しやる気が出そうなものだ。

2回ほど転職活動をしたことがある。
1回目はエージェントに話を聞いただけで終わった。
残念ながらそこまで得るものはなかった。

2回目は意を決して転職サイトにいくつか登録し、何名かのエージェントと面談をし、実際に3社ほど受けた。これがやりたいというものはなかったが、とりあえず受けてみた。

1社目は一次面接合格後に何か違うと思い辞退した。

2社目は、社員が説明する職務内容に違和感があったことと、かなり向こうの条件が細かく、前時代的な会社だなと一次面接時に思ったので、面接にもあまり力が入らなかった。結果、不採用だったが問題なかった。

3社目は本命で、役員面接から始まり面接もわりと上手くいったと感じていたが、しばらくして不採用の連絡があった。エージェントから不採用の理由を聞いたところ「こだわりが強そう」とのことだった。
意味がわからん。
まだ、あたりさわりのない理由の方が納得できる。

その後、エージェントにやんわりとあなたが
お探しの紹介できる仕事はありませんというような
流れで2回目の転職活動は終了した。

未だ新卒で入った会社に在籍中である。

転職活動をして転職をしたという経験は積んでおきたいが、転職自体を目的にすることは本末転倒だ。

転職活動のような人によってはかなりの労力を割かなければならないものにおいて、即座に行動ができる人は素直に羨ましいと感じている。

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