今回の地震被害の中で、デマ情報を流したり詐欺や犯罪行為に手を染めるクズがいるらしい。
僕にはその心理状態は到底理解できない。上記のような犯罪者の心理ではないが、一般財団法人 消防防災科学センターのページに「災害時の人間の心理と行動」の特集が組まれていたので少し見てみる。
デマ発生のメカニズムについて、下記のサイトに記載があった。
このような情報がまとめられていた。
引用文にもあるように災害流言の発生そのものを防ぐことは難しいだろう。善意であっても、発信した情報が正確でない場合、さらに混乱をもたらしてしまう。発信元が第三者からの可能性もある。
流言自体も自分の頭である程度考えられる人間であれば、多少は伝播すを抑制できるかもしれないが、世の中そういった人ばかりではないし、パニック状態なので冷静な判断ができないと思う。実際に自然災害以外の人的被害も生じてしまっている。
僕も今、快適な空間からこんな記事を書いているが、災害時にはどのような行動をとるか正直わからない部分もある。
少しでも冷静さを失わないように、予めある程度の情報を取り入れて準備をしておきたいところだ。平時において流言の対策はそんなにできないと思うので割り切って放っておく。
それよりも、防災グッズや備蓄食料を用意しておき、災害時の避難場所の確認や家族との連絡手段・集合場所、災害用伝言ダイヤルの番号などを把握しておく方が重要だ。
地震以外にも水害などの自然災害もあるので、自分が住んでいる地域のハザードマップを見て情報を取り入れておくのも良いと思う。
今回地震被害が無い地域でも、今後どのような事態になるかわからないので、他人事ではなく自分事だと思って、備えあれば憂いなしの状態にしておこうと、毎度大きめの地震が起きる度に考えるのだが、中々実行できていない。
とりあえずもう一度言うが、災害時にデマを流して不安を煽ったり、状況に便乗して犯罪や犯罪まがいのことをしている連中はクズだ。これも災害時に毎度思うのだが、無くすのは無理だよなと感じている。