見出し画像

初対面の人とコミュニケーションをとることの難しさ(複数人の場合)

残念なことに昨日が仕事始めだった。この時期はよくあることだと思うが、中途の人(以下、Kと呼ぶ)が入社してきた。早速歓迎会があったので、それに関する話をする。

初対面でなくて1対1なら上手くコミュニケーションが取れるというわけではない。

僕は以前、飲み会は木曜日がいいという記事を書いたことがある。ただし、当たり前だが時と場合による。仕事始めが木曜なら歓迎会は金曜でいいだろ。いきなり家に帰るのが22時ぐらいになってしまった。睡眠時間が足りなくて眠い。

Kは僕の下につくということで、今回は参加せざるを得なかった。こういう場合は16時開始、18時終わりの歓迎会にして欲しい。

本題に入る。

歓迎会は5人ぐらいの人数で行われた。僕を含め全員メガネをかけている。

僕はお世辞にもコミュニケーション能力が高い人間とは言えない。複数人がいると、誰かに会話を任せてしまう。仕事でもそうだ。1人だと自分でやるしかない。

店に向かう途中も特に僕からKに話しかけることはなかった。何話そうかと考えているうちにまあいいかとなる。

店に着き、乾杯をして会話が始まる。

こういう時の話題は大体どこも似通ってると思う。「出身どこ?」「どこに住んでるの?」「結婚してる?」「趣味は?」「休みの日何してるの?」とか。

案の定、こういう内容から始まってしまい、いきなり帰りたくなった。どこに住んでるかだけは知っておきたいのはある。帰りの電車が一緒かどうかを確認しておきたいからだ。帰りの電車は1人で乗りたい。

また、飲み会などの解散後は、各自バラバラに帰るのが世の風潮になって欲しい思いがある。電車で数人の酔っ払いがでかい声で喋ってるのが、うるさいしすごい邪魔だ。ホームに引きずり降ろしたくなる。

満員電車の静かな空間で喋ってる連中も邪魔。昔はイヤホンをしていた時もあったが、自分から五感の一つを使えなくするのも電車とはいえ何か事故りそうなのでやめた。

コミュニケーションの話に戻すと、僕は初対面の人との空気感が苦手だ。今回は複数人だったので余計に何を話していいかわからなかった。1対1だと複数人よりは多少マシぐらいだが、まだ喋れる。

ただ、1対1である程度の時間を話してしまうと、2回目の1対1になった時に話すことがなくなる。コミュ障あるあるかもしれない。

初対面でも長年の友達のように話せる人は、明確な強みと特殊能力を持っているようなものだと思う。僕はやらないが、いくら脳内で会話のシミュレーションをしたところで、相手の好む会話内容やテンポなどは実践で鍛えなければ中々上達しない。

その機会を持たないコミュ障はずっとコミュ障のままだ。文字で書いているので、そんなことを考えながら生きているのかと思われるかもしれないが、コミュ力ないから鍛えようとか考えたことはない。

他の人にKとの会話は任せて、僕は早々に酔った体で離脱し何を話しているかを眺めていた。会話は2往復ぐらいで終わっていた。やはり、会話は受け身では何も盛り上がらない。たぶん、会話に参加している人たちがそこまでお互いに興味ないんだろうな。それかただ口下手なだけか。

今回の歓迎会の様子を表すなら、K対4人の構図ではなく、K対1人対1人対1人対僕みたいなものだった。

慣れてくればお互いにもっとスムーズに話せるようになると思うが、初対面の人との会話のぎこちなさというのは慣れないものだ。

僕が、話せそうなものだと、誰でも参加可能な話題についての持論のぶつけ合いとかならいけるかもしれない。それは、ある程度の関係性になってからの話題だと思うので、1ヶ月ぐらい対象を近くで一方的に観察して情報を得てから、「初めまして」と何食わぬ顔で話しかけたい。

コミュニケーションって難しいと社会人になってからの方が感じているかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?