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ビギナーズラックについて

何が起きているのかを考えてみる。

僕自身は株やゲームなどでビギナーズラックを体験したことがあると感じている。

①初心者なので予備知識や過度な期待もなく、フラットな気持ちで挑み、たまたまプラスの結果になった出来事を覚えているだけである。

これがビギナーズラックを感じる要因として大きいのではないかと思う。どの程度からが勝ちといえるのかは初心者なのでわからないが、少しのプラス要因でも、主観として勝ちを感じている。

また、誰かと一緒にいる時に勝ちの体験していれば、初心者への声掛けとして、周りはお世辞で褒めると思われるので、それを自身が良い体験として覚えている。

②思い出が美化されている。

ネット検索で、思い出の比率は、楽しい思い出が6割、中間的な思い出が3割、辛い思い出が1割と出てきた。ソースは不明。

信憑性はさておき、「昔はよかった」などはよく言われるフレーズである。認知バイアスの一種で「回顧バイアス」というものがあるようだ。

また、辛い記憶だとしても、よっぽどの体験でなければ昔話として実体験が多少緩和されて話される傾向にある気がする。

そのため、ビギナーズラック周りの記憶がさらに脚色され、良い思い出として記憶に残ることになる。真実が捻じ曲げられている。

③嗅覚が鋭い人がいる。

五感の中で嗅覚だけが、感情や本能に関わる「大脳辺縁系」に直接伝達されるようだ。嗅覚は五感の中でも長期記憶になるらしい。上の②と合わせて
嗅覚が鋭い人(比喩でない)の記憶に美化されたものとして残るのだろう。

もうひとつ、嗅覚が鋭い人(鼻が利く人)は直感(直観)力に優れると言われることがある。データはないがそういう人がビギナーズラックをつかみやすいのではないかと思う。実際に起きているであろう内容。

あとは、ビギナーズラックが発生するジャンルが運ゲーに偏っている気もするので、確率的に初心者上級者関係なく勝ちの目が出ることがあるだけとか。

上記によって、ビギナーズラックがあると言われているのではないかと思う。

おわり

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