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私がタクシードライバーになってよかったこと12選+α

さて、みなさまお疲れ様です。
きのこの山大好きなおもちたろうです。
たけのこ派の妻とは分かり合えませんでした。

さて、すんごく今更な気もします。
しかし、書きたいと思っていたテーマなので、ここで扱うことにします。


私がタクシードライバーになってよかったこと

私がタクシードライバーになって、大体5年です。
大変なことももちろんありますが、
個人的には向いている職業だと私は思っています。
では、どんなところが良かったのかあげてみましょう。
※あくまでも個人の意見です。逆にデメリットに感じる人もいるかと思います。

1:自分のペースで働ける

出勤して点呼(アルコールチェック)が終われば、そこからは切り離された凧のように、自由に動き回ることができます。
(GPSや車内カメラで監視されていますが、別に普通に仕事してる分にはなんの問題もないです。)

エリア外は自分のエリア内に帰るお客様でなければ乗せてはいけないなど、乗車における決まりや、会社専属の待機場などはルールなどは当然あります。

しかし、そのルールをきちんと守っていれば、基本的に自由です。
稼ぎたい人は稼ぎたいなりに走るし、そこまでいらない人はのんびり駅や病院のつけまちや、無線(電話仕事)で仕事をしたりしています。

ちなみに私は稼ぎたいので、法定の決まり内で残業はそれなりにやっています。
やる気ない時は定時で帰ってお布団だいぶします。お布団最高!!

2:平日休みが取れる。

私の場合は2日働いて1日休みというシフト勤務です。
そのため、平日が休みになることは結構多いです。
平日だとあちこち空いているので、気軽に通院・銀行に行けたり、休みが合えば妻とランチしたりしています。
土日に混んでいるところをスルーできるのは大きいですね。
逆に年末年始?GW?お盆?そんなの関係ねぇ!!

去年のクリスマスシーズンは数え切れないくらいカップルをホテルに送ってやったわ!!!!末長く爆発してください!!!

3:休暇が取りやすい

急な体調不良や用事などがあっても、代わりはいるので、すぐ気兼ねなく休むことができます。

ただ、自分の場合は指名の貸切や介護タクシーの依頼がある場合があるので、体調管理には気をつけています。

有給を取れればいいですが、欠勤だと給料ダイレクトに下がりますからねぇ。

ちなみに年間休日も私の会社の場合は120日は超えています。

4:休憩も取りやすい

会社によってですが、休憩も自由に取れます。
私の会社は3時間自由に取れるので、私は自宅に帰ってシャワー浴びて寝ています。
食事もその時にまとめてとっています。
3時間フル活用ですよ。

個人的にシャワー浴びておふとんで寝ると、車の中で寝るより疲れのとれ方が結構違うんですよね。お布団最高イエーイ✌️

その間売り上げゼロですが、休憩を取ることは本当に大事です。
私は休息をちゃんと取ることは、絶対欠かさないようにしています。

5:頑張った分だけ給料がもらえる

年功序列?経験者重視?そんなの関係ないです。
数字を上げれば、それに見合った給料がもらえます。
※私の会社は完全歩合制です。
基本給+歩合制など、そうでないタクシー会社もあります。

年末年始や歓送迎会シーズンなどは売り上げが伸びるので、給料もそれなりにもらえるかもしれません。

ただし、やりすぎ注意です。
自らの体の状態と相談しながら、上手に働く必要があります。

6:いろんな方と出会える

これは人によってはデメリットに感じることかもしれません。
私は、メリットだと感じています。

タクシーという仕事の特性上、色々なお客様と出会えます。

人によっては話さないことも多々あります。

しかし、会話を通して、とても勉強になることも多く、いい刺激をもらえたりします。企業の社長さんなどもお乗せさせていただいて、何軒か「ウチにこない?」とお声をかけていただいたこともあります。
今の仕事が楽しいので、丁重にお断りさせていただきましたが…

住所など個人情報を扱うので、慎重に仕事していきたいと思っています。

また同僚のタクシードライバーも年配の方が多いです。
ただ、いろんな業界を渡り歩いてきた人生経験豊かな人がそれなりにいらっしゃる印象があります。
タバコ休憩などで、そばでコーヒーを飲んでると、いろんな生き様や情報を教えてくれるので、聞いてて楽しいんですよね。
さしすせそ構文使って、かわいがってもらってます。愛嬌まじ大事。

7:いろんなところに行ける

地元の中でも知らなかった道や店周辺を走ることも多々あります。

それに遠距離の仕事の時には、知らなかった場所に行けることもあります。

未知を知れる。百聞は一見に如かず。
自分の力で知れることなど限られています。
それを直接自分の目で見ることができる。車で走ることができる。
これは私にとっては幸せなことですね。

8:いろんな車に乗れる/車や道具に愛着が湧く

今やタクシーはコンフォートというよく見るセダン型のタクシー車だけではなく、背の高いジャパンタクシーやシエンタのようなミニバン型のタクシーまで色々なタイプの車がタクシー車として活躍しています。

私もお助けキャラ的存在になっているので、いろんな車を乗せてもらっていますが、楽しいですよね。

特にうちは貸切等もやっているので、ジャンボタクシー(ハイエースタイプの車)も運転することがあります。

自分は運転するのが好きなので、色々な車に乗るのは楽しいですね。

その関係で、洗車に興味を持ったり、その周辺道具などにもこだわるようになりました。

お客様に乗っていただくからこそ、タクシーの車内外をピカピカで綺麗にしておきたいですからね。

そのこだわりのおかげで自家用車もピカピカです。感謝。

9:休日に仕事のことを考えなくなった。

まっくろくろすけ(前職)の頃は、よく幽霊で〜す!と言いながら休日出勤かましてました。いなくてもよく会社や上司から電話がかかってきました。

またマルチタスクを要求される職場なので、いろんなことを同時進行でやらなければならなく、仕事は終始山積みでした。

ですので、休日といっても、仕事のことが頭から離れることはほとんどありませんでした。だからか、緊張の糸が張りっぱなしのままでした。最終的にうつになりましたが。

しかし、タクシードライバーになったら、お客様を安全に目的地まで快適にお届けさせていただくことが唯一にして要求される仕事です。

仕事がものすごい、気楽になりました。

しかも、法律で労働時間はがんじがらめに決められているので、休憩中は仕事のことを考えなくていいんです。

休日に会社からの呼び出しもクレーム案件や事故等をやらかさない限りありません。

10:苦手なクライアントもやり過ごせば約15分で仕事終了。

仕事してると個人的体感2〜3%くらいで「あ、この人合わないな。」というお客様がいます。

まぁ、生きてれば合わない人がいるのは当然なので仕方ないです。

でも、揉めなければいいんです。

私は基本は黙ってやり過ごすようにしています。

無理に関わって、時間をロスすることが私は一番嫌です。

1乗車の時間は、貸切・ロングの仕事や買い物案件でもなければ、大体約15分以内で終わります。

黙ってても指示に従って、ちゃんと目的地にお客様を安全にお届けすれば仕事達成です。

ダメだったら、交番行きます。
こうなったら、腹括ります。

ただ、わけわからん上司に数年単位で付き合ったり、無茶なクライアントの要求に長年付き合わされたりするわけではないのでとても気楽です。

11:安全運転/体調管理をより意識するようになった。

これもタクドラの影響です。
やはりプロドライバーを自称する以上、プライベートでもよりプロドライバーでありたいと思っています。

また、体調管理も以前に比べて、十分気をつけるようになりました。
安全運転のためには、健全な肉体づくりからですね。

休みが多く、余裕が出来てきたからだと思います。

12:メンタルの安定/最低限の付き合いで乗り切れる

私は、タクシードライバーになってメンタルが安定するようになりました。

上記の理由もありますが…他にもあるので、箇条書きにしてみましょう。
あくまでも私の場合です。
私の場合、これまでの生育歴やうつの前後の影響で人間不信が強いです。
対人関係構築に関しては結構苦労してきました。

  • いろんな方とは出会えるといっても、苦手な人とは最低限な関わりで済みます。

  • シフト勤務やアルコール感知点呼のおかげで苦手な飲み会の誘いもほとんどありません。

  • とってもシャイ!?な私は無理やり会話を広げません。つまり、最低限の会話のみで仕事を乗り切ることができます。⇨挨拶できれば、最低限の人間関係で乗り切れます。

おまけ:うつ明けの私がタクシードライバーを選んだ時に気をつけたこと。

私はうつ明けて、大幅に心身の能力が下がっていることを自覚しました。
そして、下がった能力は戻すことはかなり大変だと自覚しました。
だから、転職を決意しました。

メンタル不調の方が転職するときは、給料の額よりも、残業の少なさ、休日の多さ、一人作業ができることも無視しない方がいいんじゃないかと思います。

そして、「なんかいやだ。」「少し疲れた。」
といった自分のこころの声にちゃんと耳を傾けて、心身のケアの時間はきちんと取るようにしています。

私の場合は、美味しいもの食べて、お布団でひたすら休みます。
心身がある程度回復してくるのを待ちます。

自分をいたわれるのは自分だけです。
ちゃんと休んでくださいね。

それができなくて、私は一度壊れました。
これを読んでくださってる方にはそうなってほしくないので、ここに書いておきます。
壊れたら元に戻りません。粉々になったガラスが元に戻らないように。
再び立ち直るのもすごく大変です。

私も完全に立ち直ってはいません。
先日紹介した妥協理論もそうですが、何度も何度も自分を騙しながら、ギリギリのところでやっています。

結局は壊れた自分の扱い方をうまくしてくしかないんだな〜と思います。
バリバリ働いてたあの頃の自分はもう壊れていないのだから。

でも、自分はここにいる。
そんな自分でもタクシードライバーのおかげで約5年も働けてるんですよ?
だから、タクシードライバーという仕事には私は人生救われています。

だから、自分なりにこの記事を書かせてもらいました。
タクシードライバーという仕事に感謝を込めて。


あとがき

久々に長く書きましたね。
こんだけかけるのは、やっぱりタクシードライバーという仕事が好きなんでしょうね。私は。

こんな熱い思いがあったんだな〜というのは自分でも驚いています。
結構変なところでドライな性格ですので私。

まぁ、ここはnoteです。
思いを込めて自分らしく書かせていただきました。

おわりです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。








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