喜びを数えたらあなたでいっぱい

人によって違うんだろうけど、我が家は4月いっぱいは慣らし保育だった。
「(っしゃ!!!!限界まで仕事復帰せずにのんびりできるっ!!!)」というのが一番最初の感想。

後々ゆっくり考えたら、即風邪もらってきそうだし、人見知り炸裂させてるから保育園に慣れるまで最低でも2週間かかりそうだし、娘にとって保育園が生活の一部になるのにはそこから更に2週間ぐらいかかるんだろうな~と思っていた。(特に夜眠れなくなる気がして鬱だった。←ネントレから何週間経っても夜中に1度は起きるから)

が、予想は見事に覆されました。
本当に適応能力が高くて尊敬する。

つくづく、低月齢から保育園が入れといて良かった~と、今のところは、思う。(保活嫌がってた奴とは思えない発言)
音楽の時間も体操の時間も散歩の時間もあるし、家でメリハリなく私だけと過ごすよりよっぽどいい。最高。

子どもを育ててまだ365日も経っていない新参者ですが、心からこの子の人生が須く愛に満ち足りて健やかなものであるよう祈らない日はない。
神は八百万だけいると思ってるステレオタイプの日本人だから、どうか全ての清い神様がこの子の肉体と精神を、生きている間24時間365日年中無休で守ってくれますようにと願ってる。
勿論私の先祖全員と夫の先祖全員、総動員であの手この手で娘を守れと思っている。(命令)
当然、私はこの子の為に生きるし死ねる。

そう思ってるから、うちの両親は毒親(気味)だ。と、思う。
父親は不倫しまくりの散財しまくりで母親(妻)に「金がない」って言う割には、母親(妻)が働きに出るのは「俺が許可してやってる」って考えの人間だし。(無論、現在進行形)
夫としては最悪だけど、父親としてはまぁ良かったかな?って思い込むようにしてたけど、諸悪の根源はコイツだ。
学校の授業料引き落とされてないことそこそこあったし、夏期講習代とかめちゃくちゃ渋られてた(これは私が努力を怠る愚かなバカだったせいもある)。服も美容院も高い!!って毎回怒られてた(ほぼ買ってもらってたけど)。父親自身はブランド品で固めてるんだよな。なぜか家族で外食するときはいつもそこそこ良いレストランだったけど、それは自分も食べるからだったんだろう。
母親は田舎のお嬢さんで世間知らずで、そんな父を許す理由にいつも私を使う人だった。「おもちが二十歳になったら離婚する」だったハズが「社会人になったら」になり、「結婚したら」になり、散々私に負い目を感じさせておいて、結局籍は抜かないという結論に(勝手に)落ち着いていた。散々自分の感情の赴くままに巻き込んでおいて。
「怖い話して!」ってお願いしたとき、毎回決まって「お金がない(迫真)。」って言われるの、小学生当時嫌だったなー。
中学の時、父親の不倫に気づいた母親に「父親のケータイにある不倫の証拠を写真に納めてこい」って言われたこと(結局私が不倫の証拠を見た(ハメ撮り)だけで写真は撮らなかった)と、興奮した母親が職場に乗り込むのについていくことになって、結局警備員に止められて目標達成できずに帰宅したことは一生忘れないだろうな~(後日巻き込んだことを謝罪されたけど私としては謝って済む話じゃない)。

父親はデフォルトで母をバカにして見下していたし、母は追い詰められるといつも子ども(主に私)に何とかしてもらおうとしていた。

今でこそ兄との仲は悪くはないが、元々兄の中で「大好きな母親を奪った憎い相手」だった私は、兄にとって理由なく侮蔑の対象だった。何度も笑いながら首を絞められたし、何度もドッジボールの練習相手として豪速球を一方的に投げられていた。(お陰で同級生の中でドッジボールは結構うまい部類になった)

衣食住に困ったことなんて一度もないし、誕生日もクリスマスもプレゼントもらってたし、ピアノもスイミングも塾も通ってたし、犬飼ってたし、初ディズニーは3歳だし、夏は湘南で冬は長野だし、初海外は小学生だし、日常的に殴られたり暴言を吐かれたなんてことはなかったから気づかなかったけど、我が家は立派な機能不全家族だ。

父と母のような夫婦になりたくないと思っているし、仮にそんな夫婦になっていったとしてもそれを娘に悟られないよう全力で配慮するつもり。そもそも、そうならない相手を選んだと思っている。(もしそんなことになったら私は速攻彼氏作ってそこを心の拠り所にすると思う)

姑から二人目を熱望されているが、兄のような考えになってほしくないから絶対に娘と意思疏通が十分にとれるようになって、娘自身が弟妹が欲しすぎて夜も眠れないって泣くまで二人目は作らないと決めている。(私が勝手に)

母は未だに自分の母親(私の祖母)の顔色を伺って「褒められたい」という気持ちで生きている(ように見える)が、私は娘に対して「母親に認められることこそが至高」なんて思考に絶対させない。自分がしたいことを見つけることが人生の醍醐味なんだと知ってほしい。(これは私がなんの展望ももてないからというのも理由のひとつ)
もし彼女のやりたいことが風俗とかAV女優とかヤクザの女になった場合に備えて、私も強くならなければならない。(やりたいことが自死だった場合は私も死んであの世で説教する)

私って根底のところは頑固な理想主義者かもしれない。


娘が生まれて以降、自分に降り注ぐ災難は独身時代よりグッとどうでもよくなった。
新年度早々、うんこ踏んでもそれがどうしたって感じだった。(まだ気にしてるやん)

でも、子どもや自分より年下の子のいたたまれない事件や事故がテレビから流れてくると、何をしてても手を止めて内容を聞いては目を潤ませるようになった。
この間見た大教大附属池田小の特集は、ご遺族のことを思うと察するに余りある。
安全は簡単に脅かされる。危険は向こうからやってくる。絶対大丈夫なんてこの世にはひとつもない。
どうすれば娘を一生守っていけるか、そればかり考えてしまう。子どもってつくづく不思議な存在だなぁ。
私は自分が一番大切で大好きで自分さえ得をしてればそれだけで幸せな気分になれていたのに。
ほんの9ヶ月前には感じられなかった幸せを知れたし、独身時代には全く考えなかった部分での不安もある。
もはや娘はスピリチュアルな存在…?
私の脳内が作り出した幻想なのでは…?
娘が生まれてガラッと自身の在り方が変わったから、自分がついていけずずーっと夢の中にいるようなフワフワ感。
どれぐらいフワフワしているかというと、仕事復帰してからそれはそれは浦島太郎で困ってるんだけど、あまり凹んでいないぐらいのフワフワ。
最近やっと若い子達に「こいつ、割と動くしいい奴かもな」って思ってもらえてきた気がする。嬉しい。フワフワ。
なんかあたりの厳しいババァが一匹いるんだけど、なんか今日もキレてんなー更年期かなー?って逆に心配しちゃうぐらいフワフワ。
フワフワ。
こないだ先輩に「ババァさん、おもちにキツいよね…?大丈夫?(小声)」って言われた。フワフワ…。
フワフ…。ぷつん。

(急降下)
え、私って第三者から可哀想がられる程ババァにいじめられてたんか?
お前に聞いてねぇよって話でもいちいち否定してきてうぜーなって時もあるけど、そういう時はこいつ躾られてない犬みてぇだなって顔すら見てなかった。
「おもちのやること全部に突っかかってるよね、おもちは普通に言い返してたけど心配で…」
先輩がそんだけ言うってことは若い子達も薄々そう感じながら「あいつ乙ーwターゲットあいつで楽ーw」って思ってるってことじゃん。絶対「こいつ割と動くしいい奴」とは思ってないやつじゃん。もうヤなんだけど。恥ずすぎる。

先輩は優しさで私を心配して言ってくれてるって勿論わかってるしありがたいんだけど、「自分はババァさんに周りから心配される程のいじめを受けている」って自覚すると今までスルーできていたことが途端にできなくなって悪意を一心に受け止めてしまいダウンするタイプに豹変するんです私。
相手にとったら嬉しいでしょうね。余計標的にされるでしょうね。

もうそこから足どり激重。数時間籠って作業したよ。昼ごはん14:30から食べたよ。(これ以上心配かけんな)

先輩はおもちを守る!って言ってくれたけど、そもそも被害者側に「大丈夫?」って聞いてくるの、ちょっとした息抜きガス抜きさせといて、できるだけ長くサンドバッグとして使えるかどうかの確認でしかないよな。
どうにかして私を守ろうとしてくれるなら直接ババァに言うもんな。
そういう思考になるのが私。this is me.

「おもちが帰ってくる前は●●さんでね、2人は本当にもう全く会話がなくなるぐらいで、何がきっかけがわからないんだけど時々ターゲットが変わって…」
(心配してくれた先輩は絶対にターゲットにならない←なぜならば上司達のお気に入り中のお気に入りだから)
「次に新しく入ってきた△△さんをターゲットにしだしたから離さなきゃと思って、おもちに教育係をお願いしたの。」
(パートなのになんで私に振るんだよって思ってごめんね、先輩)
「そしたらターゲットがおもちになっちゃって…」
(正直言うと、みんな揃っていても先輩とババァが二人でコソコソ喋ってるのまじで不快に思ってた。大方悪口だろうと予想できたし。でも、それはババァが暴走しないように先輩がクッション的役割を担っていた部分もあったんですね。お疲れ様です。)

私のことを嫌いな人は頭の先から足の先までとことん嫌いなので(誰でも嫌いな人のことはそうか)、ババァが自分に雑音発してる時(先輩に心配される前)も、これ絶対次の新人が入るまで(そんな予定はない)ずーっと私に否定的なんだろうな~っていう予感はありました。
なので、夫に「次の職場見つけてからなら辞めてもいい」と言質をとっていたのです。
先輩に心配されて、尚更強くなった辞めたいというアツいキモチ…(キラキラ)
求人情報見る気持ちもより一層弾んでおります。フワフワ。求人情報と物件情報は、見るとワクワクするのです。ワクワク。フワフワ。
(再浮上)

ほーんと、子どもってすごいな~
自分のおかれた状況に絶望しても、知らず知らずの間にフワフワしてるもん。

後半子ども関係なくなっちゃったな!!

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